来季から日本人扱いのロペス
今シーズン、チームは4位に沈んだDeNAベイスターズだったが、個人としては10月24日、本拠地・横浜スタジアムでの広島カープ戦に「3番・1塁」でスタメン出場し、第1打席でレフト線への安打を放ち、日米通算2000安打を達成したロペス。
さらに、10月31日の阪神タイガース戦では日本プロ野球での通算1000本安打をマークし、日米で各1000本安打を達成した初めての外国人選手となった。
しかし、来日8年目の今シーズンは不振で2軍落ちも経験し、81試合で打率.246、12本塁打、42打点の成績だったということもあり、DeNAベイスターズからは退団することが発表された。
2017年には打点王と最多安打のタイトルを獲得し、ファーストの守備ではゴールデン・グラブ賞をこれまでに5回受賞しているだけの守備力を兼ね備え、今シーズンは12本塁打に留まったものの、毎年の様に20本塁打以上放っていた安定感を考えると、欲しい球団は必ずありそうだ。
まだ、獲得調査に具体的に乗り出している情報は流れていないが、セ・リーグ球団での移籍であれば、来シーズンのロペスには期待ができそうだ。
他球団に移籍するにあたり日本での計8年の経験が強みとなる一方で、高額年俸がネックとなるかがポイントとなりそうだ。
高額年棒と言われる推定年俸1億5000万円からの減俸をロペスが視野に入れることができれば、来シーズンも日本dでその姿が見れるかもしれない。
果たして来シーズン、ロペスが日本に戻ってくるのか注目だ。
公開日:2020.11.30