過去10年中7回は地方馬が馬券になっている!
12/2に園田競馬場で2歳限定戦の「兵庫ジュニアグランプリ」が開催される。
過去10年でJRA勢8勝と圧倒しているが、だからといって地方勢が全く馬券圏内に絡まないかというと、そうではない。
というのも3着以内全てがJRA勢で決まったのは、たった3回しかないのだ。
JRA勢だけで3着以内を独占出来ない理由として、兵庫ジュニアグランプリは2歳限定で行われるレースであり、地方馬はJRA勢よりも多くのレース数をこなしていることが大きい。
これは、どういうことなのか?
デビューしたての馬が多くのレースに出走することによって、経験値を多く得ることが出来る。
例えば、パドックでの落着き、馬場やコース、レース展開による脚の使いどころなど、馬が多くレースを経験することによって、対応力が違ってくることにある。
一方JRA勢は1勝した後の2歳戦のレースが少なく、数をこなすことが出来ずレースに対しての経験値が少ない。
そのため馬本来の能力差を、レースの経験値で埋めることが出来るため、意外と地方勢が善戦する。
今年も兵庫ジュニアグランプリでは、兵庫所属で3戦負けなし地元期待のツムタイザン。地方重賞で好成績の浦和所属・ジョーロノなどが、怖い存在となるであろう。
今年もJRA勢に一矢報いる地方馬の活躍が見られるのか!?
兵庫ジュニアグランプリは、12月2日 園田競馬場 11レース16:10発走予定。
公開日:2020.12.01
オススメ記事
PREVIEW
助っ人として結果を残し医師の夢を実現させた!ゲイル・ホプキンス