過去10年でJRA勢の3着独占は1回しかない!
12/3に船橋競馬場で牝馬限定戦の「クイーン賞」が開催される。
このクイーン賞は、2006年からハンデ戦で行われるようになり、地方馬が3着以内に入ることが多いレースである。
過去10年を遡っても、JRA勢だけで決まったのは2014年の1回しかない!!
残りの9年は地方所属馬が3着以内に入っているのだ。
地方馬でも6番人気以下が5回、うち二桁人気の馬が2回も3着以内に突っ込んで来ている。
3着以内の計30頭で見てみると、11頭が地方所属馬で、うち7頭が52kgと軽ハンデの馬が来ていることも覚えておこう。
地方馬所属の軽ハンデ馬が、3着以内に多く入っている理由は?
JRA所属から出走となると、オープンや重賞実績がそれなりに必要になるため、必然的に負担重量が課されてしまう。
これが3歳牝馬であっても54kgまたは55kgと、それなりの負担重量を課されてしまう実績馬が出走してくる。
それに比べ地方勢は、地方枠の出走登録数によって、地方重賞の実績がない馬でも出走出来ることが多く、そうなると負担重量が軽くなるため、その馬たちが意外と穴をあけることが多いからである。
そのため3着内に入る地方馬を見付けられるかが、このレースの予想の肝となっている。
今年のクイーン賞でも、兵庫所属のステラモナーク(負担重:51kg)、今年のエンプレス杯2着馬なのに負担重量が52kgと軽いナムラメルシーなどが馬券的に面白いかと思われる。
今年も穴をあける地方馬は現れるのか⁉
クイーン賞は、12月3日 船橋競馬場 11レース 20:05発走予定。
公開日:2020.12.03