中日新聞杯(12月12日 中京11R)芝2000m
芝2000mのハンデ戦。
暮れの中京の施行になったのが17年のこと。従いまして、データは過去3年です。
17年は2、1、5番人気の1~3着で、馬連1540円。
18年は1、12、7番人気で、15830円。
19年は8、3、2番人気で、6980円。
連軸には1~3番人気の馬を、相手に人気薄を持ってくるのが面白そう。
ハンデを見ると、勝ち馬は53、55、56キロ。
2着馬は54、55、57.5キロ。
3着馬は54、56、57キロ。
53キロで勝ったのは牝馬ですから、牡馬に換算すると55キロ。軽いハンデの馬は苦戦の傾向です。
ステップレースを見ていくと、GⅠからOPまで。ただし、掲示板確保はただ1頭。前走着順は不問です。
面白いのは、前走1~3番人気で、当日3番人気までに推された人気馬が、3年連続で連に絡んでいるということ。前走とレース当日の人気を照らし合わせて、人気の軸馬を選ぶとよさそうです。
連対6頭中5頭に、芝2000m以上の重賞での3着以内がありました。
牝馬は〔100〕。
年齢別では、4歳が5頭、3歳が2頭、5歳と7歳が1頭ずつ、馬券圏内に来ています。
差し、追い込みが決まりやすいレース。わずか3年のデータですが、好走条件を満たす、末自慢を狙ってみて下さい。
※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。
【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と』
【レギュラー出演番組情報】
『ジンバナ』 毎週日曜よる8:54~9:00(BS-TBS)
【書誌情報】
『自分で“勝ち馬”を探せるようになる《究極の競馬ガイドブック》』
著者:長谷川雄啓 JRAビギナーズセミナー講師
競馬場などで行われている競馬初心者施策でビギナーセミナーの講師を務めている長谷川雄啓氏。
そこで競馬初心者の人々と触れ合うことで「初心者の人が馬券を買うまでに知りたいポイント」を体得してきました。
これまでの教本だと、まるで家電の説明書のように、“抜け”があったらマズいと、それはそれは細かく、ビギナーには不要な細かい情報まで書いていました。この本では、そういった内容を極力省きます。
ポイントを押さえれば、細かいことは自然と覚えていくもの。まずは開いた“競馬の扉”を閉じさせないよう、自力で予想を楽しめるよう導くことを目的とした本です。
公開日:2020.12.11