【働き方】5日で倒れる100点より、10日続く60点を狙え!「頑張り度」より「成果」を重視すべき理由とは【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

「お疲れ様です」よりも「Good job!」の精神

「頑張り度」よりも「成果」を重視する

 日本では、仕事中や仕事終わりに上司が部下にする挨拶といえば「お疲れ様です」が定番です。

 一方、欧米では、上司は部下に「Good jоb!(グッジョブ!)」と声をかけます。これは「良い仕事をした」ことを讃える言葉なので、声をかけられた人が疲れていても疲れていなくても関係ありません。褒められているのは、「疲れるまで頑張ったこと」ではなく「成果」です。

 些細な言語文化の違いに見えるかもしれませんが、あなどることはできません。実際に欧米のビジネスシーンでは、日本にはあまりない「手を抜くことが当たり前」のムードがあります。怠け者が多いという話ではなく、より少ない労力で成果を上げようとする文化が根付いているということです。

 仕事に全力で取り組むのは素晴らしいことですが、疲れで心身がすり減り、結果として得られる成果の質が低くなってはいないか、一度立ち止まって考えてみましょう。

 目の前の仕事に毎回100%の力を出しきっていると、100%の疲れはたまりますが、100%の結果が出るとは限らず、限界も早く訪れます。結果や成果と疲労が見合っているかを注視して、10割ではなく6~7割程度までの頑張りで、余力を残しながら一定の成果を継続して上げられるように工夫することが大切です

 例えば10日間働く場合、毎日100%の力を出して5日目に倒れたら、たとえ100%の成果を上げ続けていても合計は500です。しかも実際には、100%の成果を5日連続で達成できるということもあり得ません。しかし、60~70%の力で60~70%の成果を上げて10日間完走できれば、成果の合計は600~700となり、その後もさらに仕事を続けていくことができるのです。

【出典】『脱・疲労回復 「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣』著:梶本修身

【書誌情報】
『脱・疲労回復 「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣』
著:梶本修身


【Amazonで購入する】

現代の疲労は「疲れたら休む」では遅い!
≪脳から「疲れないしくみ」をつくる最新疲労医学≫

「休んでも疲れがとれない」「疲労感を誤魔化しながら働いている」――多くの人が、こうした状態で日々を過ごし、疲れては休み、回復しきらないでまた疲れ…を繰り返しているのではないでしょうか。
これまでは、このようにたまった疲労を取り除く「疲労回復」の考え方が中心でした。
しかし、最新の疲労医学では、そもそも疲れないようにする「脱・疲労回復」の方法が明らかになっています。

本書は、そんな「疲労の無限ループ」から抜け出すための最新メソッドを解説します。

カギとなるのは「ワーキングメモリ」。
これは複数のことを同時に処理し、脳の負担を分散させる力です。
アスリートが全身を連動させて効率よく動くように、脳もワーキングメモリを使いこなすことで疲れにくくなります。

「その日の出来事を“タグ付け”して記憶する」
「悩みを3つに分類してメモリーの無駄遣いをやめる」

この記事のCategory

オススメ記事

考えすぎは即中止!悩みを3つに分けるだけで脳疲労を防ぐ方法【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

【脱・集中】現代人に必要なのは「ぼんやり」する技術? 脳を酷使から守る方法【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

脳内検索が爆速になる新習慣! ワーキングメモリを鍛える「記憶のタグ付け」とは【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

全部やろうとするから効率が落ちる! 脳の専門家が教える「明日やる」脳のメンテナンス術【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

仕事が人生のすべてだと脳が壊れる? ストレスを分散させる「心の避難所」の作り方【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

仕事ができる人ほど疲れない? パフォーマンスを最大化する「メタ認知」とは【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

【要領の正体】「あたり」をつける力が疲労を防ぐ!ワーキングメモリを節約して成果を出す脳の使い分け術【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

スティーブ・ジョブズも信じた脳のシグナル!成功者が「直感的な判断」を何よりも大切にする理由【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

求人情報

インフォテキストが入ります