30を超えて、急上昇した遅咲きのセットアッパー!
薮田康彦/千葉ロッテマリーンズ
日米通算成績17年:563試合51勝76敗
67セーブ 112ホールド
年齢的にはまだまだでは…という印象は『YFK」と呼ばれた2005年が基準になるからか。セリーグ中心のファンにとっては、いいピッチャーがいるんだなぁ…と思ったこのとき既に33歳。遅咲きの野球人生だったのだ。転機となったのは2004年。 バレンタイン監督(当時)によって先発から中継ぎへと配置転換されてからは、水を得た魚。シーズン66試合に登板すると翌2005年は勝利の方程式の一角を担い、31年ぶりの日本一に貢献、2006年には WBC にも選出されるなど日本を代表するセットアッパーに。打者に向かってストライクをグイグイ投げ込むスタイルは、できそうでできない「術」である。
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公開日:2021.02.03