チーム1号アーチを放った若林晃弘
巨人は2月11日、今キャンプ2度目の実戦となる紅白戦を行い、2017年ドラフト6位の若林晃弘が白組6番・ファーストでスタメン出場した。
今季2度目の紅白戦では、注目のドラフト1位ルーキー・平内龍太が、1回を無安打無失点と上々のデビューを飾り、支配下登録を目指して奮闘中の八百板卓丸が3安打と支配下登録に向け、アピールした。
2月8日の紅白戦でも2安打し、開幕1軍へアピールを続ける身長2メートルのドラフト5位の秋広優人も、プロ初打点をマークするなど3安打を放ち、実戦では7打数5安打の打率.714と打撃でアピールを続けている。
そんな中、首脳陣の目を釘付けにしたのがプロ4年目の若林晃弘だ。
4回に若林晃弘は、ドラフト4位ルーキーの伊藤優輔から3ボール後の4球目を強振し、ライトスタンドへ2021年巨人第1号となる2ランホームランを放った。
原監督も若林晃弘による2021年巨人第1号に驚きの表情を浮かべた。
原監督の言葉で発奮
原監督は1軍キャンプのノック時に「やっぱり、サブプレーヤーで終わるという、プロ野球選手になったからにはレギュラーを獲ることが目標であり、そういう意味で彼らはチャンスがある」。と若手野手陣にエールを送っていた。
二塁の守備位置で若林晃弘、増田大輝、北村拓己がノックを受け、話を聞いた中でまず結果を出したのが、若林晃弘だった。
二塁スタメン争いでは、吉川尚輝が一歩リードするが、若林晃弘もサブ選手で終わる気はなく、レギュラーを掴む為に奮闘する。
公開日:2021.02.12