生命線の張り出し
【生命線の張り出し】
まず、手のひらの中心に線があると仮定します。その中心の線よりも内側(親指側)に弧を描くように現れる生命線①が一般的です。
中心の線よりも張り出している生命線②は体力があり、活力に溢れ強い生命力の持ち主で一般的に長寿と言われます。
生命線の張り出し方は線の内側に位置する「金星丘」と呼ばれる丘と密接な関係があります。
金星丘には、「体力・スタミナ・健康・気力・情熱」などの意味がありますので、生命線が大きく張り出しているということは、この金星丘の面積が広くなり、その意味が強くなるわけです。
性格的には外向的なタイプです。しかし、強い生命線と言っても健康に気を遣わず、暴飲暴食、過労等の方は短命になることもあるので油断は禁物です。
反対に張り出しが小さい生命線③は金星丘の意味が弱まり、生命力が弱く虚弱体質で体力的に無理がきかない人です。性格的にも消極的で内向的なタイプです。
この張り出しが小さいタイプの人は、適度な運動をしたり、健康的な食生活を送ることで少しずつ生命力が強くなっていきます。
心の充実も気力を養う意味でとても大切ですので、趣味などを楽しむのも良いでしょう。ポイントはゆっくりとあせらず自分のペースで長期的に行うことです。
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著者: 青木智
手相は占いだと思いますか?手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
公開日:2021.03.28