SPORTS COLUMN
- スポーツの話題を毎日更新 -

  • HOME
  • SPORTS COLUMN
  • 楽天は積極的な攻撃で得点リーグ1位!石井新監督の下で投手陣再建へ

楽天は積極的な攻撃で得点リーグ1位!石井新監督の下で投手陣再建へ

楽天2020年成績【パ・リーグ4位】

55勝57敗8分 勝率.491
得点557① 失点522④ 本塁打112②
盗塁67⑥ 打率.258① 防御率4.19⑤

得点リーグ1位の積極的な攻撃は今季も健在

昨オフ、大幅な戦力入れ替えを行った楽天。涌井秀章が11勝4敗で最多勝を獲得し、鈴木大地もキャリアハイの打率・295。牧田和久もリリーフで52登板と大車輪の働きを見せ、ドラ1・小深田大翔も攻守にしぶとく出塁率・364、17盗塁と活躍した。

現有戦力では浅村栄斗が32本塁打をかっ飛ばし、自身初の本塁打王に輝き、打線はソフトバンク超えのチーム557得点。盗塁数はリーグ最下位だったが、走塁や小技への意識はやや改善し、つながる打線を構築した。茂木栄五郎の怪我やブラッシュの長期離脱は痛かったが、小郷裕哉などの若手も出てきており、今季も好調継続が見込める。

先発ローテの確立が急務

借金フィニッシュになってしまったのは、守護神不在が大きかった。松井裕樹を手薄な先発に回し、森原康平を守護神に据えたが、救援失敗が続き、ブセニッツに交代。シーズン終盤には結局、先発でイマイチだった松井が戻ってきた。新加入の酒居知史が健闘し、頭数は揃っていたが、勝利の方程式が完成しないまま、ズルズルと負けてしまった印象も否めない。

そもそも涌井以外の先発陣が粘れなかったのが元凶。則本昂大は2年連続の5勝止まりでお疲れモード。岸孝之も7勝0敗だったが、腰痛で前半戦を棒に振った。涌井、則本、岸の3人がトリプルエースとして君臨すれば、リリーフ陣の負担も減るはずだ。メジャーから復帰の田中将大の活躍にも期待される。

『がっつり!プロ野球28号』1月29日発売!!

  • この記事を共有する!
芝山ゴルフ倶楽部 視察プレーのご案内