2戦連続無失点の菅野智之
3月4日に読売ジャイアンツは3日に続き、東京ドームでヤクルトスワローズとオープン戦を行った。
4年連続7度目の開幕投手に内定している菅野智之が先発し、初回を三者凡退に打ち取るなど、47球を投げ3回2安打無失点と初実戦となった2月27日の広島カープ戦の2回2安打無失点に続き、盤石の投球を披露した。
打っては、ヤクルトから巨人にトレード移籍した広岡大志が、古巣相手に移籍後初本塁打を放ち、原監督から二塁手争いに加わったとお墨付きをもらった。
開幕へ向け順調な仕上がりを見せたサンチェス
今季初実戦のエンジェル・サンチェスが先発し、2回無失点と好投を見せ、開幕へ向け順調な仕上がりを見せた。
1回、先頭の塩見泰隆にいきなり四球を与えるも、続く山崎晃大朗を見逃し三振、青木宣親をショートゴロのダブルプレーに打ち取り、初回を切り抜けると、2回は村上宗隆を三球三振、内川聖一をショートゴロ、坂口智隆をファーストゴロに仕留め、2回2奪三振無失点に抑えた。
初実戦を2回2奪三振無失点に抑えたサンチェスは「最初は力が入りすぎてしまったが、今の段階ではいい調整をして投げることができた。一日一日前進していけばいいシーズンを迎えられると思う」と開幕へ向け、順調な調整を見せている。
順調な仕上がりを見せるサンチェスに原監督は「智之(菅野)と同じくらい、競って欲しいね。戸郷と3人で。その3人でどこかにライバル心を持っていて欲しいね」。と先発3本柱の一角として期待した。
昨季14勝と「3本柱」の「大黒柱」である菅野智之が2戦連続無失点と盤石なピッチングを見せ、開幕2戦目に内定している昨季9勝の戸郷翔征も順調に調整を続けている。
原監督が期待する通り、先発3本柱の一角としてサンチェスが躍動すると、強固な先発ローテーションが完成することは間違いない。
日本一奪取へサンチェスが先発3本柱の一角を担い、強固な先発ローテーションを形成できるのか注目だ。
公開日:2021.03.05