運命の変化や環境の変化が訪れる『途中で切り替わる運命線』とは!?【手相の教科書】


変化する運命線
途中で切り替わる運命線
運命線が途中で切り替わることがあります。手相学では、この切り替わる時期に運命の変化や環境の変化が訪れると考えます。主だった運命の変化は、結婚、出産、入学、就職、転職、移転、離婚などです。

この切り替わりの幅が大きいほど変化する運命の出来事が大きいことを示し、切り替わりが小さいほど小さい変化となります。切り替わった先の運命線が乱れがなくきれいに伸びていれば、その先の運勢が開花し、さらに発展することを示し、薄く勢いがないようでしたら、まだ先は未確定でこれからの姿勢や準備がとても大事ということになります。
この変化が起こるおおよその時期を運命線の流年法で把握し、事前に準備や行動、努力をしていくことで、幸せな運命を手に入れることができます。転換期のサインとはいえ、じっと閉じこもっていてはチャンスを逃してしまいます。
やはり運命は自らの意識と努力や行動によってつかむべきものですし、実際動いている人がこの転換期を活かしています。
途中で途切れる運命線
この運命線が途切れている期間は、人生においての休息時間や次のステップに進む前の充電期間です。この期間は運気が停滞する場合もあるので、その時は無理をせずにしっかりと英気を養い、次のステージに備えてください。また、運命線は社会との関わりを見る線でもあるので、この空白の期間は社会との接点が少なくなる期間とも言えます。

たとえば、OLをしていた女性が結婚や子育てを機に家庭に入り、その後、また仕事復帰するといった場合、その期間の運命線が途切れて空白になっていることがよくあります。自分の人生を生きるよりも家族の人生を一生懸命にサポートする期間とも言えるでしょう。
濃くて切れ切れの運命線
濃い運命線が切れ切れで上昇する人は、しっかりとした目的意識を持ちながら、時代の変化と共に自分らしい生き方を追い求めていくタイプです。人と違った生き方を好んだり、自ら刺激的でバラエティに富んだ人生を作っていく傾向があり、いわゆる人生経験が豊富な人となります。

薄くて切れ切れの運命線
運命線が細く短い切れ切れの線が多いタイプは、本当に自分がやりたい仕事や理想とする生き方を時間をかけて模索していく人です。特に若い時は、一つのことを長くやり通すよりも、自由に様々な仕事や人生経験を積みながら、自然と生きるべき道を見つけていくケースが多いです。

ただし、性格的には飽きやすくて流されやすい傾向にあるので、何のために今この仕事を経験しているのか?何のために学んでいるのか? という目的意識をしっかり持つようにしてください。
そうすれば、いろいろな経験が後々の人生に大きく活かされますし、ある時期から切れ切れで弱々しかった線が1本の力強い実線に変ってきます。
【出典】『新版 手相の教科書』 著:青木智
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著:青木智
手相は占いだと思いますか?
手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。
手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。
※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
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