飛躍する前の試練が訪れる『注意が必要な運命線』とは!?【手相の教科書】

注意が必要な運命線
蛇行した運命線
運命線がまっすぐに伸びずに蛇行しながら上昇していく場合があります。これは、運命がスムーズに進まないことを示し、人生に迷いが生じたり、何かと悩みごとや苦労が多くなる時期を表します。この期間を、自分にとっての踏ん張りどころであり、人生勉強の時期、飛躍する前の試練の時と考えて、腐らずに辛抱強く前を向いて生きることで、人間的に大きく成長することができます。

苦労する時期がまったくなく順風満帆の一生なんてありませんし、実際の鑑定でも蛇行している時期を過ぎた後は、まっすぐに勢いのある運命線に変化して以前よりも運命を発展させている人がたくさんいます。
運命線の障害線
運命線を横切る短い線を「障害線」と言います。この線は、不運なことが起こったり、体の不調、トラブルに巻き込まれたり、精神的ダメージを受けることが起こりやすいことを暗示しています。障害線が出ている時期は注意が必要なので、無理をせず細心の注意を払うことで未然に防ぐことは大いに可能です。ある意味、事前に警告してくれているありがたいサインでもあります。

運命線に現れる「島」
運命線に「島」が出ている場合があります。この島の出ている期間は何かと悩みごとや苦労が多く、スランプの時期と言えます。具体的に言うと、仕事でのミスやトラブルが多い、人間関係がうまくいかない、金銭面でかなり苦しい、資金繰りがうまくいかない、家庭内のゴタゴタが多い、いまいち体調が優れない、男女間の問題が絶えないなど、何かと運気が滞る期間です。ですが、島が一生続くことはまずありませんから心配なさらずに。

「蛇行した運命線」で述べたのと同様、この島の期間を人生の試練と捉えて前向きに乗り越えることで、人間的に大きく成長を遂げることができます。また、苦難を経験したことで、人の苦しみや心の痛みを理解してあげられる素晴らしい人格者になる場合が多く、人から信頼され豊かな人生を歩むことができるでしょう。
【出典】『新版 手相の教科書』 著:青木智
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著:青木智
手相は占いだと思いますか?
手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。
手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。
※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
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