なぜダイオライト記念というレースが船橋競馬場で行われるのか?
今晩、船橋競馬場でダイオライト記念が行われる。
予想に忙しいとは思うが、ここで純粋な疑問。
「ダイオライト」って何?
ナイター競馬だから、大きいライト? そんなわけない。
ダイオライトは1927年にイギリスで産まれたサラブレッドの名前。
イギリスでの種牡馬生活で結果を出せずに、1935年に日本に輸入されている。
すると、1941年に初の三冠馬となったセントライトを輩出。
4度のリーディングサイアーを獲得する名種牡馬となった。
菊花賞トライアル・セントライト記念はダイオライトがいたからあるレース名と言って過言ではないのだ。
では、もう一つの疑問。
なぜJRAのレースではなく、船橋競馬場でダイオライト記念が行われるのか?
今日現在、種牡馬のほとんどは北海道の牧場で繋養されているが、まだ戦前の日本ではそうではなかった。
そう、ダイオライトは輸入されてずっと千葉県成田市にあった宮内庁下総御料牧場で繋養されていたのだ。
なので、成田市に近い船橋競馬競馬場でダイオライト記念が行われているのだ。
「中山競馬所も近くない?」という疑問は受け付けないのであしからず(笑)。
ちなみにこの宮内庁下総御料牧場は1969年に閉場し、跡地は成田空港の一部となっている。
さあ、あとは馬券を当てるだけ。小生はあえて森泰斗を乗せてきたJRA所属馬①アナザートゥルースから勝負だ!
公開日:2021.03.17