日曜日に開催するスプリングS(GⅡ)は超が付くほどの出世レース。
これまでの歴代勝ち馬を振り返ってみよう。
1984年の勝ち馬・ミホシンザン/皐月賞をはじめGⅠを計3つも勝利。
1992年の勝ち馬・ミホノブルボン/ダービー馬でありGⅠを3つ勝利。
1994年の勝ち馬・ナリタブライアン/言わずと知れた3冠馬。
さらに90年代は1996年バブルガムフェロー(GⅠ2勝)の名もあり。
2000年代に入ると、2002年のタニノギムレット(ダービー馬)、2003年のネオユニヴァース(ダービー馬)、2006年のメイショウサムソン(ダービー馬)、2009年のアンライバルド(皐月賞馬)。
さらに近10年の2010年代に入るとさらに数が増える。
2011年のオルフェーヴル(3冠馬)、2013年のロゴタイプ(皐月賞馬)、2015年のキタサンブラック(GⅠ6勝)、2017年のウインブライト(海外GⅠ2勝)、2018年のステルヴィオ(GⅠ1勝)
このように、近年になるほど名馬の名前がズラリと並ぶ。
近10年に限れば、同じ皐月賞のステップレースである弥生賞の勝ち馬からクラシックレースを勝ったのは、マカヒキ(ダービー馬)1頭のみ。
それに比べてスプリングSでは3頭も輩出している。
このように、クラシックレースの勝ちを意識するなら、このスプリングSを是が非でも勝っておきたいところである。
出走馬を見てみると、ホープフルSで逸走してしまった①ランドオブリバティを軸に、前走圧勝の⑩ボーデン、共同通信杯2着の⑭ヴィクティファルス、中山競馬場で2連勝、父は中山巧者のマツリダゴッホの⑨ロードトゥフェイムなどが人気になりそうだ。
果たして、ここを勝った馬がクラシックレースや、海外などを勝つ馬へと大出世するのか!?
発走は、3月21日 中山競馬場 11レース 15時45分予定。
公開日:2021.03.20