今季1号ホームランを放った坂本勇人
4月8日に甲子園球場で行われた阪神タイガースとの一戦に、試合前まで9試合連続3得点以下と打撃不振に苦しむ巨人打線を活性化する為、3番に座っていた坂本勇人が今季初めて2番でスタメン出場し、初回、いきなりバックスクリーン左へ待望の1号ソロホームランを放ち、2021年シーズン最初の「伝統の一戦」3連敗を阻止する決勝弾となった。
初回1アウト走者なしの場面で、阪神タイガース先発・秋山拓巳の内角に来たストレートを振り抜き、12試合、45打席目で待望の一発となる今季1号ホームランを放ち、2008年から14年連続の本塁打となった。
今季1号ホームランを放った坂本勇人は「まず先制点が取れたのは良かった」。と振り返った。
286日ぶりの一発を放った重信慎之介
坂本勇人の今季1号ホームランに刺激を受けたのは「6番・左翼」で先発出場した重信慎之介だ。
重信慎之介は3回に阪神タイガース先発・秋山拓巳からレフト前ヒットを放ち、1アウト2、3塁のチャンスを演出し、炭谷銀仁朗の犠牲フライを呼び込むと、9回には4番手の小野泰己から先頭打者でライトスタンドへ放り込む286日ぶりの一発を放ち、巨人に6試合ぶりの3得点目をもたらした。
6試合ぶりの3得点目を奪って勝利した原監督は「きょうは3点取りましたからね。いい兆しは出ていると思いますね。まあ、こんなもんではないのでね。打線そのものがどんなメンバーであっても4点5点取っていくという体勢は見せないといけませんね」。とチームを鼓舞した。
坂本勇人の今季1号ホームランに刺激を受け、4打数2安打1打点1HRの活躍を見せた重信慎之介が本日9日からの広島カープ戦でどのような活躍を見せるか注目だ。
公開日:2021.04.09