4月24日に新潟競馬場で行われるが、「福島牝馬ステークス(GⅢ)」が開催される。
これは、福島県沖地震により新潟競馬場での代替開催とされているためだ。
これによって、初めてヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられる前哨戦として、本番に繋がるレースとなるのでは!? と思われる。
その理由として、福島競馬場は右回りコースで直線が短い、新潟競馬場は東京競馬場と同じく左回りで直線が長い。
さらにもう一つ、勝利した種牡馬傾向。
本番のヴィクトリアマイルは、東京競馬場の芝1600mで行われるので、まずは東京競馬場の種牡馬成績を見てみる。
東京競馬場での過去10年では、勝率・勝ち星ともにディープインパクト産駒が1位で、勝率14.5%・勝ち星102勝を挙げている。
2位以下は勝ち星だけ表記するが、2位がダイワメジャー産駒43勝、3位がキングカメハメハ産駒41勝、4位ハーツクライ産駒40勝、5位ステイゴールド産駒25勝と続く。
そして、今年の福島牝馬ステークスの開催地、新潟競馬場での過去10年でも、勝率・勝ち星ともにディープインパクト産駒が1位で、勝率14.9%・勝ち星42勝を挙げている。
2位以下はキングカメハメハ産駒で27勝、3位がハーツクライ産駒で20勝、4位シンボリクリスエス16勝、5位ステイゴールド産駒13勝を挙げているように、種牡馬傾向が似ているのだ。
以上のことから、福島牝馬ステークスで上位に来た馬から、初めてヴィクトリアマイルを制覇する馬が誕生するかもしれないと期待が持てるレースとなる。
そこで、今回の福島牝馬ステークスの勝ち馬探しなのだが、ディープインパクト産駒で新潟にも実績がある⑬ドナアトラエンテを本命。
対抗にハーツクライ産駒の⑤クラヴァシュドールを当記事からは推したい。
果たして、どの馬がヴィクトリアマイルの優先出走権を手に入れるのか!?
発走は、4月24日 新潟競馬場 11レース 15時25分予定。
公開日:2021.04.24