GW中の交流重賞3連戦の2戦目は、5月4日に開催される「兵庫チャンピオンシップ(JpnⅢ)」。
このレースは3歳限定レースで、歴代の勝ち馬の中にはコパノリッキー、ケイティブレイヴ、クリソベリルなどのGⅠ馬を輩出している、ダート路線で活躍を目指す馬にとっては重要なレースとなっている。
出走馬を見てみると、地元兵庫勢からJRA勢に割って入る可能性は難しそう。JRA勢の上位独占となるレース展開となると基本的には予想したい。
強いて言うと、JRA勢は地方競馬場が初めての馬ばかり。
万が一、どれも全く馬場が合わないとなった時に1頭、地元兵庫勢から3着以内に入る可能性があるとしたら、兵庫の大ベテラン5000勝の川原正一騎手が乗る⑥エイシンヒビキだけと予想する。
そこで、JRA勢からどの馬を本命にするのかだが、実績とレースの安定ぶりから⑤ゴッドセレクションを推したい。
ゴッドセレクションは、JRA勢の中で唯一の3勝馬であり、新馬戦を除いて全て3着以内を確保している。
また、逃げ先行レースで勝ちあがっており、直線短い地方競馬場にあったレースをしているのも好感が持てる内容となっている。
あえてマイナス点を挙げるとしたら、鞍上の中井裕二騎手の経験不足にあるかと思われる。
中井裕二騎手は2012年にデビューした若手騎手で、未だ重賞を勝ったことがない点にある。
とはいえ、おそらく⑤ゴッドセレクションが中井裕二騎手へ初重賞制覇をプレゼントすることになると思われる。
その他のJRA勢の検討。
・逃げることが出来れば勝つまでも!? ⑩ロードエクレール。
・前に付ければ上位に来られる!! ⑨ランスオブアース。
・距離を伸ばして粘れれば3着以内に残れる!? ⑦リプレーザ。
以上がJRA勢の評価となる。
このレースは固く決まりそうと見て、馬券的には⑤ゴッドセレクションを1着固定、2着固定で⑩ロードエクレールとして3着に⑨ランスオブアース、⑦リプレーザ、⑥エイシンヒビキの3頭流しだと点数も少なく、トリガミにはならないかと思われる。
果たして中井裕二騎手は初重賞制覇を手にすることが出来るのか!?
発走は、5月4日 園田競馬場11レース 16:15予定。
公開日:2021.05.03