7試合連続無失点の高梨雄平
5月30日にpaypayドームで行われたソフトバンクホークス戦で、4番手でマウンドに上がった高梨雄平は0.2回を14球無安打無失点の好投で、ソフトバンクホークスにオープン戦を含め、2019年の交流戦から続いた15連敗を止める巨人の勝利に貢献した。
7回から大江竜聖に代わり、4番手でマウンドに上がった高梨雄平は、先頭打者の栗原陵矢に四球を許すも、続く柳田悠岐に鋭いゴロを放たれるも、一塁手・中島宏之がファンブルした一塁付近に転がった白球を、高梨雄平が全力で追い拾い、そのまま一塁を走り抜けアウトにし、味方も自分も救うファインプレーを披露すると、長谷川勇也をショートゴロに打ち取り、続くバレンティンはビエイラに託し、高梨雄平はマウンドを降りた。
この試合も無失点ピッチングを披露した高梨雄平は、これで7試合連続無失点で、防御率0.66と安定感抜群のピッチングを続けている。
26日の古巣との対戦となった楽天イーグルス戦では、わずか3球で2アウトを取って無失点で切り抜け、原監督から「神がかり的」と絶賛され、楽天でのプロ1年目、2017年から5年連続2桁ホールドを達成していた。
この試合では、味方も自分も救うファインプレーを披露し、無失点で切り抜け、原監督を唸らせた。
強打者揃いのパ・リーグ打者相手でも無失点ピッチングを続ける高梨雄平がどこまで記録を伸ばすのか注目だ。
公開日:2021.06.01