復帰後初打席でいきなり二塁打を放った坂本勇人
6月6日に行われたイースタン・リーグの西武ライオンズ戦に、「2番・DH」で先発出場した坂本勇人は約1か月ぶりに実戦復帰を果たし、2打数1安打と復帰後初打席でいきなり二塁打を放ち、1軍復帰へ大きく前進した。
初回1アウト走者なしの場面で打席に立った坂本勇人は、西武ライオンズ先発の出井敏博の6球目125キロのスライダーを捉え、センターの頭上を越えるツーベースヒットを放ち、復帰後初打席でいきなり長打を記録し、3回の2打席目はセンターフライに倒れ、6回の第3打席で代打・北村拓巳が送られた。
復帰後初打席でいきなり二塁打を放った坂本勇人は「今日、試合に出られたということが一番良かったです。1日でも早く1軍に戻りたいという気持ちで1か月やってきたので、準備としてはできました」。と約1か月ぶりに実戦復帰に充実の表情を浮かべた。
約1か月ぶりに実戦復帰を果たした坂本勇人に対し、原監督は「明るい兆し? そうですね、徐々に。(坂本)勇人の場合はやっぱり打って投げて走るというね、そういうところを求められる選手ですからね。もう少しでしょうね」。と走攻守全てで完全復活を遂げることを期待した。
原監督も徐々にと語った通り、DHでの実戦復帰を第1ステップとし、守備、走塁と全てをクリアするまでもう少し時間は掛かりそうだが、坂本勇人が1軍復帰する日を期待したい。
公開日:2021.06.07