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母子3代でG1馬となった名牝とは!?

Text:あもあもだいち

三冠牝馬を制して初G1を成し遂げたアドマイヤグルーヴ

11月17日は、京都競馬場で「第44回エリザベス女王杯」が行われる。
去年の勝馬、リスグラシューは出走しないが、未だ負けなしのオークス馬「ラヴズオンリーユー」、秋華賞馬「クロノジェネシス」、府中牝馬Sの1、3着馬「スカーレットカラー」「ラッキーライラック」などが登録している。

まずは、今年のエリザベス女王杯を予想したい気持ちを抑えて、これまでのエリザベス女王杯の歴史の中で、連覇した馬を思い出してみよう。

メジロドーベル 1998・1999連覇
エリザベス女王杯史上初の連覇を達成。
出走したレースの全てで吉田豊騎手とコンビを組み、吉田豊騎手にG1騎手の仲間入りをさせている。
特に1998年のエリザベス女王杯では、エアグルーヴが2年1カ月ぶりに牝馬の先着を許したレースとなり、メジロドーベルも(当時)牝馬として史上初のGI競走4勝目を成し遂げている。

アドマイヤグルーヴ 2003・2004連覇
牝馬クラシックでは、1番人気になるも、勝つことはできなかった。それと言うのも牝馬三冠を成し遂げた「スティルインラブ」がいたからだ。
しかし、2003年のエリザベス女王杯では、そのスティルインラブとの激しい叩き合いを制し、G1馬となる。
G1馬となったことで、母エアグルーヴ(優駿牝馬・天皇賞秋)、その母ダイナカール(優駿牝馬)もG1馬のため、母子3代でのG1馬となった。

スノーフェアリー 2010・2011連覇
2010年にイギリスとアイルランドのオークスを制覇。そのため、エリザベス女王杯に勝つと、JRAから褒賞金が出る該当馬となっていた(海外の対象レース勝馬が、該当レースで1~3着に入ると、JRAから褒賞金が支給される)。そしてエリザベス女王杯に参戦し、見事勝利する。
その後、香港カップを制覇し、翌年もエリザベス女王杯に出走し勝利。それによって、史上初の同一外国馬によるJRA同一平地GI競走の連覇となった。

今年はどの馬がティアラを獲得出来るのか!?
出走は11月17日 京都競馬場 15時40分予定。

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