6試合連続安打中の近本光司
6月19日に阪神甲子園球場で行われた読売ジャイアンツ戦に、「1番・中堅」で先発出場した近本光司は、4打数1安打と6試合連続となる安打を放ち、存在感を見せた。
初回、先頭打者で打席に立った近本光司は、巨人先発の戸郷翔征の3球目129キロのフォークを捉え、ライト前ヒットを放つと、中野拓夢もセンター前にヒットを放ち、大山悠輔の一時同点のタイムリーヒットを呼び込んだ。
この試合もヒットを放った近本光司は、6試合連続ヒットを継続中で、6月打率.310と5月打率.347に続き、打撃好調を継続しており、特に6月だけで三塁打3本と近本光司の調子のバロメーターとも言える三塁打が多く飛び出している。
6月に入るまで三塁打が1本もなく、二塁打止まりだった近本光司に間違いなく変化が起き始めている。
近本光司にはさらに調子を上げ、現在の打率.280から更に上昇させ、打率3割を突破し、首位打者争いに名乗りを上げる活躍を期待したい。
リーグ後半戦最初の伝統の一戦を近本光司の活躍で勝ち越して、阪神タイガースが後半戦のスタートダッシュを切ることができるか注目だ。
公開日:2021.06.20