内野ゴロのアウトも、三振のアウトも同じ1つのアウトに過ぎない!?
阪神タイガースのスーパールーキー・佐藤輝明について。
誰もが認める大型新人だが、何が凄いのか?
和田一浩さんは決して技術力は高くないと言う。
凄いのはスイングスピードと「追い込まれても三振を恐れずに強くバットを振れるメンタル」だという。
バッターは追い込まれると「当てたい」という心理が必ず働く。「当てれば何かが起こる」と子供の頃から教わってきたからだ。
特にあれだけ三振の多さをマスコミが指摘していたらなおさらだ。
しかし、佐藤輝明は違う。恐らく三振を何とも思っていない。これが普通でない。
当てにいって結果的に内野ゴロでアウト。一方、当たればホームランの大きなスイングをして、結果的に空振り三振のアウト。
どちらも同じ1つのアウトという感覚なのだろう。
これは類まれなるスイングスピードの速さがあるからなせること。決してすべての選手に当てはまることではない。
清原和博以来のルーキー30本塁打を大いに期待したいと和田一浩さんは最後に語った。
公開日:2021.07.10