全て直球で1回0封に抑えた平内龍太
7月15日に行われたフレッシュオールスターに、ウエスタン・リーグ選抜2番手・西武ライオンズの佐々木健に代わり、3番手でマウンドに上がった平内龍太は、全て直球で1回を11球、1安打無失点の好投を披露し、リーグ後半戦での1軍再登板へアピールした。
ウエスタン・リーグ選抜2番手・西武ライオンズの佐々木健に代わり、3番手でマウンドに上がった平内龍太は、先頭打者のソフトバンクホークス・井上朋也をわずか1球でボテボテのピッチャーゴロに打ち取るも、広島カープ・韮澤雄也にサードへの強烈な内野安打で出塁を許すが、オリックスバファローズ・太田椋をファウルフライ、中日ドラゴンズ・土田龍空をライトフライに打ち取り、無失点ピッチングを披露した。
全てストレートで1安打無失点の好投を披露した平内龍太は「(捕手の内山壮が)全てストレートのサインを出してくれて、気持ちよく投げることができました。0点で抑えることができて良かったです。やっぱりいつも守っている方たちではない他球団の方が守っていて楽しかったです」。と自慢のストレートの威力を証明した。
平内龍太は今シーズン、4月20日の阪神タイガース戦でプロ初先発を果たすなど、1軍で3試合に登板し、0勝1敗とまだ初勝利を挙げられていない。
現在、2軍ではクローザーを任され、4勝3敗5セーブ、防御率は3.22をマークしている平内龍太は「早く1軍の舞台に戻って、次こそは結果が出せるように頑張っていきたい」。と初勝利に向け、意気込んだ。
原監督もフレッシュオールスターという2軍の好打者が揃う舞台で、オール直球で1イニングを勝負し、1安打無失点の好投を披露した平内龍太を評価し、リーグ後半戦での1軍再登板に意欲を示している。
フレッシュオールスターで証明した自慢のストレートをオリンピックブレイクの間に更に磨きをかけ、リーグ後半戦で訪れるであろう1軍再登板のチャンスで初勝利を掴み取ってもらいたい。
公開日:2021.07.17