ユニバーサルデザインでバリアフリーでインクルーシブ、そんな世界をともに目指す須磨ユニバーサルビーチプロジェクトとGPSランナー志水直樹氏との出会いと企画の裏側をお話しさせていただきます。
【GPSランのきっかけは西宮神社の「福男選び」の待ち時間】
GPSランナーの第一人者である志水氏は、地元の西宮神社で開かれている新年恒例の「福男選び」に並んでいました。本殿までの最短ルートを確認しようと地図アプリを開き、ずっと見ていたら、神社の周辺に「西」という文字が浮かび上がりました。それで、2016年2月に「西宮LOVE」という作品を走ったのが最初です。
【東日本大震災の教育ボランティアでも描く】
「走った軌跡を応援メッセージにしてSNSで被災地や全国・世界へ東北の現状を発信する」ことを思いつきました。東日本大震災の翌年より大阪大学のボランティアグループと共に宮城県南三陸町へ。2つの小学校で夏期講習を担当。兵庫と東北を行き来しながらメッセージや東北の名産品を描き、国内外に発信し続けました。
【GPSは国境を超える】
2018年2月に台湾花蓮市で大地震が発生した際には、恩返しをするため、5月に「東日本大震災の際に受けた200億円もの義援金に対する感謝の気持ち」「復興応援メッセージ」を現地に走って描きに行きました。
【コロナ禍でもできる新スポーツ】
GPSランの一番の魅力は競わないスポーツであることです。ミッションは作品を描き切ることです。競わないので、一人でもできますし、大人から子どもまで、車椅子の方でも一緒に楽しむことができます。国境を超えて楽しさを共有できる「世界平和にも通じる新しいスポーツ・アート文化」になりえます。
【メンバー同士から繋がった須磨ユニバーサルビーチプロジェクトとGPSランナー】
志水氏のかかげる競わないスポーツ、誰でも楽しめるスポーツ×アートに共感した須磨ユニバーサルビーチプロジェクトのボランティアメンバーは自然と志水氏の参加されるGPSランや、GPSプロギング(ゴミ拾い)イベントに参加するようになりました。
ボランティアメンバーから「GPSランナーの志水さんという素敵な方がいるから会ってください」と言われるようになり、お会いしてみると、お話し通りの方で、お互いの理念に共感しその場で共同イベントの開催が決定しました。
【共同開催したGPSプロギング】
2020年11月にゴミが海に行く前に食い止めようということで、須磨海浜公園駅のまわりの道のゴミを広っていると、、、
なんと須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの略称である「UBP」の文字が!
町を歩きながらのクリーンアップイベントで歩いた軌跡が文字になりました。
子供も大人も。健常者も障害者も。国境も越え、誰でも一緒に楽しめる競わないスポーツ。スポーツとアートの融合であるGPSランには沢山の魅力が詰まっています。
今後も志水氏と協力し、アイディアを出し合いながら、より多くの車椅子ユーザーが楽しめ、日本を須磨から元気にするイベントを企画していきたいと思います。
<法人概要>
法人名:NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
所在地:兵庫県神戸市長田区駒ヶ林町1丁目14-10ドルフ21-102
代表者:木戸俊介
設立:2017年11月2日
URL:https://sumauniversalbeach.com/
事業内容:みんなの”できない”を”できた!”に変えるを合言葉に、障害を持っている方やお年寄り、小さなお子さんまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及していく活動をしています。
<問い合わせ先>
事務局長 土原翔吾
HP:https://sumauniversalbeach.com/ のフォームより
TEL:080-3782-4405
e-mail:sumauniversalbeach@gmail.com
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
公開日:2021.03.11