2試合連続スタメン&安打の島田海吏
7月30日、エキシビションマッチの西武ライオンズ戦に、「8番・左翼」で先発出場した島田海吏は、3打数1安打と2試合連続スタメンで2試合連続安打を記録し、リーグ後半戦1軍残留へアピールした。
4回2アウト1塁の場面で打席に立った島田海吏は、西武ライオンズ先発の渡邉勇太朗の3球目148キロのストレートをレフトへ弾き返し、チャンスを広げ、長坂拳弥の打席で牽制悪送球を誘い、1点を奪い、2塁に到達した島田海吏は一気に3塁を狙うもタッチアウトとなったが、自慢の足で1点をもぎ取った。
29日の千葉ロッテマリーンズ戦でも、2打数1安打1打点と2回1アウト2、3塁のチャンスの場面で、千葉ロッテマリーンズ先発の美馬学の高めに浮いた変化球を捉え、犠牲フライを放ち、守備では8回2アウト2塁のピンチの場面で、藤原恭大のレフト線への打球を捕球すると、1点は失ったものの、2塁へワンバウンドの好送球で、藤原恭大をタッチアウトに仕留め、最少失点で切り抜ける好プレーを披露していた。
1軍の投手相手にどれだけやれるのか試したいと話していた島田海吏は、ウエスタン・リーグ断トツの首位打者を走り、自信をつけた出塁する力と塁に出て盗塁する能力を惜しみなく発揮し、矢野監督からも絶賛の評価を受けている。
2試合連続安打で1軍で活躍する投手相手でも、しっかりと自分のバッティングが通用することがわかった島田海吏には引き続き、2軍で自信をつけた打率を残せるバッティングで、阪神タイガース打線の起爆剤になってもらいたい。
今シーズンは5月に島田海吏は1軍昇格を果たし、4試合に出場するも、全て代走、守備固めでの途中交代でも起用で打席に立つことはなく、5月11日のオリックスバファローズ戦から2軍に合流していた。
リーグ後半戦は代走、守備固めでの途中出場ではなく、スタメンとして阪神タイガースのリーグ優勝へ向け、ヒットを量産し、自らのバットで出塁し、塁上をかき乱す活躍をしてもらいたい。
公開日:2021.07.31