勝ち越し適時二塁打放った山田哲人
8月4日に、横浜スタジアムで行われた東京オリンピック野球準決勝の韓国戦に、「1番・二塁」で先発出場した山田哲人は、4打数2安打3打点と勝ち越しタイムリーツーベースヒットを放ち、韓国撃破の立役者となった。
5回、先頭打者で打席に立った山田哲人は、韓国代表先発のコ・ヨンピョの2球目ストレートをセンターへ弾き返し、ツーベースヒットを放ち、吉田正尚のタイムリーヒットを呼び込むと、8回2アウト満塁のチャンスの場面で、韓国代表4番手のコ・ウソクの初球を捉え、レフトフェンス最上部直撃の走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち、勝ち越しに成功し、日本を勝利に導いた。
山田哲人は、この打席めちゃくちゃ緊張しながらも、真っすぐを仕留めるぞという気持ちで1球目から打つというのは決めていたと、勝負を決する一打について語った。
勝ち越し適時二塁打放った山田哲人に対し、柳田悠岐はすげえなマジでと思ったと、勝負所でしっかりと結果を残した山田哲人を絶賛した。
オリンピックの舞台で25年ぶりに韓国に勝利した日本代表は、1996年アトランタオリンピック以来25年ぶりとなる銀メダル以上が確定し、公開競技だった1984年ロサンゼルスオリンピック以来となる金メダルまであと1勝とした。
山田哲人は、金メダル獲得に貢献できるプレーを決勝戦でもしたいと、アメリカと韓国の勝者と戦うことになる決勝戦へ意気込んだ。
公開日:2021.08.05