2ランHR含む4出塁の活躍見せた江越大賀
8月7日に行われたウエスタン・リーグの広島カープ戦に、「1番・中堅」で先発出場した江越大賀は、2打数1安打2打点1HR3四球1盗塁と2ランHR含む4出塁の活躍で、リーグ後半戦に向けて、大きなアピールをした。
1回、3回、5回とフォアボールを選んで出塁した江越大賀は、6回、2アウト2塁のチャンスの場面で打席に立つと、広島カープ2番手の田中法彦の初球144キロのストレートを捉え、角度をつけて上がった打球を左中間へ運ぶ2ランホームランを放ち、6日の広島カープ戦で放ったスリーベースヒットに続き、2試合連続の長打を放った。
2試合連続の長打となる2ランホームランを放った江越大賀は、納得の表情を見せた。
江越大賀は、リーグ前半戦を矢野監督が言うスペシャリスト起用で、主に代走、守備固めとして31試合に出場し、阪神タイガースの前半戦首位ターンに貢献した。
しかし、打席に立ったのはわずか3打席で、今シーズン初ヒットは未だ生まれていない。
そんな江越大賀が、ここ2試合三塁打とホームランという長打でしっかりと結果を残し、打撃が上向いていることを証明した。
残り3試合となったエキシビションマッチでもしっかりと2軍戦で見せたようなバッティングを披露し、江越大賀にはリーグ後半戦でのスタメン出場機会を勝ち取り、阪神タイガースのリーグ優勝へ向け、豪快な本塁打を放ってもらいたい。
公開日:2021.08.08