【愛媛県】佐田岬の藍染め体験と、愛媛の伝統が織りなす贅沢なひととき「藍美サウナの深い青、その秘密に迫る」 – 佐田岬の藍に触れる体験/伊予の湯治場 喜助の湯

キスケ株式会社(愛媛県松山市)が運営する「伊予の湯治場 喜助の湯」では、2025年6月21日(土)に女性専用の「藍美 -Aibi- サウナ」が誕生予定です。 その名の通り、“藍”をテーマにしたこのサウナは、愛媛の伝統工芸と自然の恵みを融合させた特別な空間として注目を集めています。 藍の魅力をより深く知るために、社内のサウナ好きで結成したkSc(キスケサウナクラブ)のメンバーに、今年入社した新入社員も加わり、藍染め体験に出かけました。 藍美サウナの魅力の裏側を探るべく、私たちは愛媛県佐田岬にある《岬藍ファーム(はなあいファーム)》を訪れ、藍染め体験を通して生産者の想いや藍の力を肌で感じる特別な時間を過ごしました。 ■「藍美 -Aibi- サウナ」とは? ▲ 藍美ーaibi-サウナ完成イメージ 藍美サウナは、藍染めの持つ癒しの力と愛媛の文化を体感できる、女性専用のサウナです。 室内には、愛媛伝統の菊間瓦を使ったオリジナルサウナストーン「鬼丸・鬼玉」が配置され、藍染めの原料を配合した特別な塗料で国産檜のベンチを全面塗装。訪れる人を、藍色の世界へと優しく包み込みます。藍色に彩られた空間は、心を落ち着けると同時に、どこか非日常へと誘う特別な魅力にあふれています。 「サウナで“ととのう”だけではなく、自然の恵みと文化を感じる時間をお届けしたい。」 そんな想いが、この藍美サウナには込められています。 ▲2017年から、耕作放棄地を借り、荒れ果てた畑を開墾して現在に至る無農薬で育てた藍畑 ■岬藍ファーム訪問:藍の源流に触れる その藍美サウナを支えるのが、佐田岬で藍を無農薬・無化学肥料で育てる岬藍ファームです。 潮風が心地よく吹き抜けるこの地では、藍の葉一枚一枚が、太陽と大地の力を宿しながら大切に育てられています。 生産者は「藍は生き物。私たちは自然の声に耳を澄ませ、藍の力を信じて寄り添うだけです」と語ります。 藍の栽培から発酵、染色まで、すべて手仕事。だからこそ、一枚の布に込められた藍の色は、世界にひとつの“生きた青”なのです。 ▲藍染に関する歴史などの講義 ■藍染め体験:スタッフが感じた藍のぬくもり 私たちも、実際に岬藍ファームで藍染め体験を行いました。 新入社員も布を藍液に浸し、空気に触れさせるたびに、鮮やかな青へと変化していく様子に感動の声があがります。 「青のグラデーションがまるで生きているみたい!」 自然が生んだ藍の力強さに、笑顔がこぼれる瞬間でした。

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