TOP / SPORTS RELEASE / 祝!阿部暁子さんが『カフネ』(講談社)で2025年本屋大賞を受賞!著者渾身の長編ミステリ『金環日蝕』を新帯で重版、出荷開始! 祝!阿部暁子さんが『カフネ』(講談社)で2025年本屋大賞を受賞!著者渾身の長編ミステリ『金環日蝕』を新帯で重版、出荷開始!
〈犯罪と私たち〉を切実に描き上げた、いま読まれるべき鮮烈な傑作。新帯で重版決定、出荷開始!
阿部暁子『金環日蝕』(創元推理文庫) 全国の書店員が投票によって「いちばん売りたい本」を選ぶ2025年本屋大賞に、阿部暁子さんの『カフネ』(講談社)が選ばれました。
東京創元社では著者渾身の長編ミステリ『金環日蝕』の文庫版・単行本版ともに重版を決定。どちらにも新しい帯を巻いての出荷を開始しました。
文庫版(左)と単行本版(右) 『金環日蝕』は2022年に東京創元社より刊行。〈犯罪と私たち〉を切実に描き上げた本作は、多くの読者・書店員の支持を集めたほか、TBS『王様のブランチ』や新聞、雑誌など各種メディアで紹介され、大きな話題を呼びました。2025年3月に文庫化。その期待と注目度の高さから書店からの注文が殺到。発売前に重版が決定しました。
そして『カフネ』の2025年本屋大賞受賞発表に合わせて3刷目となる重版を決定。新帯での出荷を開始しています。 本屋大賞を受賞し、今最も注目を集める作家・阿部暁子さんの傑作ミステリ、『金環日蝕』にぜひご注目ください!
■『金環日蝕』あらすじ 知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風(はるか)は、その場に居合わせた高校生の錬とともに犯人を追ったが、間一髪で取り逃がす。犯人の落とし物に心当たりがあった春風は、ひとりで犯人捜しをしようとするが、錬に押し切られて二日間だけの探偵コンビを組むことに。大学で犯人を突き止め、ここですべては終わるはずだった──。〈犯罪と私たち〉を鮮烈に描く力作長編。
解説=瀧井朝世 ■書誌情報
『金環日蝕』 単行本判型:四六判仮フランス装
ページ数:410ページ
ISBN:978-4-488-02878-7
Cコード:C0093
定価:1,980円
写真:Oliver Strewe/Getty Images
装幀:岩郷重力+k.k
『金環日蝕』 文庫レーベル:創元推理文庫(M)
ページ数:466ページ
ISBN:978-4-488-44421-1
Cコード:C0193
定価:990円
写真:Photographed by MR.ANUJAK JAIMOOK/Getty Images
装幀:岩郷重力+k.k ■著者プロフィール 阿部暁子(アベアキコ )
岩手県出身。『屋上ボーイズ』(応募時タイトルは「いつまでも」)で第17回ロマン大賞を受賞しデビュー。『パラ・スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』二部作は《本の雑誌》が選ぶ2020年度文庫ベスト10第1位に選ばれた。ほかの著書に『鎌倉香房メモリーズ』(全5巻)や『カフネ』『カラフル』『室町繚乱』『どこよりも遠い場所にいる君へ』などがある。