養老孟司氏推薦!その画家はなぜ、強烈に「知」を求めたのか?中野京子『虫を描く女 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯』が発売たちまち増刷!

科学と芸術が混じり合った豊かな時代の偉業を中野京子が描いた幻の名著、『情熱の女流「昆虫画家」──メーリアン波乱万丈の生涯』を装い新たにして復刊した『虫を描く女 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯』は、売行き好調につき増刷が決定。2刷りが出来ました。 その画家はなぜ、強烈に「知」を求めたのか──? 近代の夜明け前、フンボルトやリンネ、ダーウィンよりはるか昔に、昆虫学という学問が存在しないなか独学で研究を行い、メタモルフォーゼ(変態)の概念を絵によって表現、さらに大西洋を渡って南米を調査旅行し、昆虫や植物の姿を生き生きと描写した破格の女性が17 世紀にいた。 小さな虫の中に「神」を見たその女性、マリア・シビラ・メーリアンとは何者だったのか──。科学と芸術が混じり合った豊かな時代の輝かしい偉業を、中野京子が生き生きと蘇らせる。 メーリアン28歳時の処女画集から、研究の集大成である大作『スリナム産昆虫変態図譜』まで、見事な作品の数々をフルカラー図版で収載し解説します。 ■養老孟司氏推薦! 日本では未だ広く知られざる先駆者の姿を鮮やかにすくい上げた貴重な書。 ――養老孟司(解剖学者) ■大好評!試し読み公開中 NHK出版デジタルマガジンで本書の試し読みを公開しております。 「未知」に突き動かされた昆虫学の先駆者──マリア・メーリアンとは何者だったのか?https://mag.nhk-book.co.jp/article/73106 細密かつ大胆な昆虫画の魅力を中野京子が紐解く『虫を描く女 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯』https://mag.nhk-book.co.jp/article/70253■目次 第一章 フランクフルト時代(~18歳)小さき虫に神が宿る 第二章 ニュルンベルク時代(~38歳)科学と芸術の幸福な融合 第三章 オランダ時代(~51歳)繭の中で変化は起こる 第四章 スリナム時代(~54歳)悦びの出帆 第五章 アムステルダムでの晩年(~69歳)不屈の魂は何度も甦える ■著者 中野京子 作家・ドイツ文学者。北海道生まれ。 著書に『「怖い絵」で人間を読む』(NHK生活人新書)、『印象派で「近代」を読む』『「絶筆」で人間を読む』『異形のものたち』(NHK出版新書)、「怖い絵」シリーズ(角川文庫)、「名画の謎」シリーズ(文春文庫)、「名画で読み解く王朝」シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』『愛の絵』(PHP新書)、『西洋絵画のお約束』(中公新書ラクレ)など多数。 ■商品情報 NHK出版新書742『虫を描く女 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯』 中野京子 著 2025年4月10日発売 ISBN:978-4-14-088742-4 定価1,320円(税込)新書判 256ページ(内カラー96ページ) ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887422025.html Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140887427 ■好評既刊 『「怖い絵」で人間を読む』 中野京子 著 2010年8月10日発売 ISBN:978-4-14-088325-9 定価1,210円(税込)新書判 256ページ ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000883252010.html Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140883251 『印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ』 中野京子 著 2011年6月10日発売 ISBN:978-4-14-088350-1 定価1,100円(税込)新書判 216ページ ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000883502011.html Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140883502 『異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む』 中野京子 著 2021年4月12日発売 ISBN:978-4-14-088651-9 定価1,320円(税込)新書判 224ページ ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000886512021.html Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/414088651X

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