福谷浩司が国内FA権行使を決断！

今シーズンの9月に取得した国内FA権を行使するか検討していた中日ドラゴンズの福谷浩司が、他球団の評価を聞いてみたいとFA権を行使することが伝わった。申請期限の最終日となる本日13日に球団へ申請書類を提出するとされている。

今シーズンはシーズン終盤に先発の機会を得ると、3勝1敗、防御率3.72を記録。秋季練習以降はフリー組となり、11月上旬には2年連続で渡米し、ノースカロライナ州シャーロットにある施設で体を動かし、現在はプエルトリコのウインターリーグに参加している。

福谷浩司は2013年にドラフト1位で中日ドラゴンズに入団し、2年目の2014年には72試合に登板して32ホールド、11セーブをマーク。2019年からは先発に転向し、2021年には開幕投手も務め、通算278登板で27勝33敗、防御率4.04を記録している。

福谷浩司がFA権行使で獲得に乗り出しそうなのは、メジャー挑戦を表明している今季15勝3敗の菅野智之の穴埋め補強が急務である巨人か。ソフトバンクの石川柊太の獲得調査を進めているとみられるが、石川柊太とのW獲りで菅野智之の穴埋め補強をする可能性は十分考えられる。

同じく石川柊太の獲得調査を進めるヤクルトスワローズ、オリックス・バファローズも、石川柊太の獲得に失敗した場合のことも考え、福谷浩司の獲得を検討しているのではないだろうか。

FA権行使を決断した福谷浩司にどこの球団がアタックするのか注目が集まっている。