風水の根幹思想“陰陽五行説”「陰と陽」のバランスで整う、幸運を呼ぶ風水の基本【金運龍神風水／愛新覚羅ゆうはん】
風水のキホン①
【自然哲学を活かして繁栄する】
風水を理解するために知っておいていただきたいのが、風水の根幹思想となる「陰陽五行説」です。これは、万物はすべて「陰」と「陽」から成り立つという陰陽説と、「木」「火」「土」「金」「水」の五元素に分類されるという五行説が合わさった自然哲学の思想です。
「陰」と「陽」は、相反する2つが変動を繰り返しながら、バランスよく存在する「中庸」を最善とします。五つの元素もまた、互いに影響し合いながら循環していくことを重視します。
風水には、それぞれの方位に五行の役割があるとし、方位に合わせて五行の性質を取り入れることで環境に変化を与え、強化するという考えがあります。「木」は東で色は青、「火」は南で色は赤、「土」は中央で色は黄、「金」は西で色は白、「水」は北で色は黒と決まっています。
土地、家、インテリアなどに五行を当てはめて対策をし、運気を上げるというわけです。たとえば、五行の「金」のエネルギーは西をつかさどっています。つまり西側に金と相性の良い色や素材を置くことで、金運を強化できるのです。
五行説を表す図
相生（そうせい）
相手を活かす関係を指す。金は水を生じ、水を吸って木は育ち、火は木によって勢いを増し、燃えた灰は土の養分になり、土の養分が固まり金を生じる。
相剋（そうこく）
相手を剋する関係を指す。水は火を消し、木は土の養分を吸って根を張り、火は金を溶かして抑制し、土は水の流れを止めて汚し、金（金属）は木を切り落とす。
【出典】『金運龍神風水』著：愛新覚羅ゆうはん
【書誌情報】
『金運龍神風水』
著：愛新覚羅ゆうはん
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