「1人で訪問」は怖くない!チームで支える訪問看護の働き方とは【訪問看護のアイデア帖】


どんな人のケアをするの?
訪問看護の支援対象者は、病気や障害のために、療養生活の支援を必要とする方です。乳児から高齢者まで、主治医が訪問看護の必要を認めた全ての方が支援対象者です。療養者が抱えている病気や障害の全てにアプローチしていきます。
訪問看護師の仕事は、多様な疾患・症状に対応し、一人ひとりと長期的に深く関わるという特徴があります。療養者の生活全体を支えるという意味では、病棟の看護に比べ、より個別性の高いケアが求められます。
また、訪問先で関わるのは家族だけではありません。家族とも信頼関係を構築し、療養者にとって最も身近な家族からの相談やケアの指導を通して、家族の介護負担の軽減や心理的なケアを行い、一家の生活全体を支援することも訪問看護師の大切な仕事です。
訪問看護をひとりで行うのが不安だけれど、実際はどう?
訪問看護で働いてみたいという人に「1人で行くのが不安で自信がない」と言われることがあります。確かに、基本的に訪問看護は1人で訪問します。しかし、すべてを1人で判断してケアを実践するわけではありません。
訪問看護は、1件の訪問先にさまざまな職種の人がチームとして関わっています。不安や疑問があれば上司や同僚に相談することもできます。また、同行訪問や逆同行訪問も可能です。例えば、病状についてであれば、訪問看護指示書を発行している主治医に連絡して、指示を求めることもできます。介護面についてであれば、ケアマネジャーに相談することもできます。療養者を支えているのは「あなた1人ではない」のです。
チームの一員であると認識し、1人で抱え込まに周囲と協力していきましょう。
【出典】『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』著:星の砂
【書誌情報】
『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』
著:星の砂/監修:伊藤大介
知っていれば看護にもっと自信がつき、毎日の看護がもっと快適になる「看護ハック」を集めました。
個人のご自宅に訪問し、1人で対応することの多い訪問看護の現場の悩みを解消します。
目からウロコのテープ技術、在宅環境で使える道具や代替品紹介などの実用的な情報から他職種との連携のコツ、訪問看護師の働き方のリアルまで看護の現場で頻繁に遭遇するけれど教科書には載っていない超実用的な訪問看護のコツと知恵を紹介します。
著者の星の砂さんは、自身が訪問看護師。Instagramフォロワー10万人。看護技術の「不安」が「自信」につながる情報を紹介しています。教科書では学べない看護現場で役立つスキルを中心に発信中で、子育て中のママナース。
明日からすぐに使える「看護ハック」は看護が快適になり、自信を持ってケアができるようになるテクニックばかりです。
すでに訪問看護師として働かれているかたはもちろんこれから訪問看護師と働くことをご検討中のかたにもおすすめしたいかゆいところに手が届く一冊です。


