【多職種連携のコツ】サービス担当者会議で求められる訪問看護師の役割と発言のポイントとは【訪問看護のアイデア帖】

サービス担当者会議での訪問看護師の役割と注意点

在宅で生活する療養者のために、ケアマネジャーを中心にさまざまなサービス関係者が集まる会議です。訪問看護師は、療養者の健康状態や医療的な視点から専門的な意見を述べ、他のサービスと連携しながら、その人らしい生活を支える支援を一緒に考えていく役割があります。療養者の「今」の状況を医療の目線で伝え、よりよいサービス提供に貢献しましょう。


訪問看護師の役割

療養者の健康状態・医療的視点からのアセスメント

バイタルサイン、身体状態、疾患の経過、内服状況、精神状態など、訪問看護の視点から得られた情報を共有します。

医療的ケアの必要性の提示

現在行っている医療的ケアや、今後必要となる可能性のある医療的ケアについて説明し、その必要性を伝えます。

他職種への情報提供と連携

ケアマネジャーや他のサービス事業者に対して、医療的な側面からの情報を提供し、連携を促します。例えば、ヘルパーが困っていることに対して、「〇〇は医療行為ではないのでヘルパーさんでも対応可能です」など、適切な情報を提供することで、各事業者が安心してサービス提供できるようになります。

専門職としての意見具申

療養者のQOL向上や安全確保のために、医療専門職としての視点から積極的に意見を述べます。例えば、「現状では〇〇のリスクが高いので、△△のような対応が必要だと考えます」のように、根拠に基づいて具体的な提案をしましょう。

療養者の健康状態・医療的視点からのアセスメント

今後の健康状態の変化を予測し、それに伴うサービス内容の見直しや新たなサービスの導入などを提案します。

注意したいこと

専門用語は避けて分かりやすく

医療用語は、ケアマネジャーや他のサービス事業者が理解できるよう、平易な言葉で説明するよう心がけましょう。

客観的な事実と意見の区別

観察に基づいた客観的な事実と、そこから導き出されるあなたの意見を明確に区別して話しましょう。

他の職種の意見にも耳を傾ける

他の職種の専門性を尊重し、それぞれの視点からの意見に耳を傾けることで、多角的な視点から療養者を支援できます。

積極的に発言する

医療の専門家として、療養者の生活を支える上で重要な情報や意見は積極的に発言し、会議に貢献しましょう。

倫理的な配慮

療養者のプライバシーに配慮し、守秘義務を遵守しながら情報を共有しましょう。

サービス担当者会議 事前情報整理・確認シート

療養者の自立支援と生活の質の向上を目指し、多職種が連携して最適なケアプランを作成・見直しするため、情報を整理・確認しておきましょう。
療養者情報については、下表のようなポイントを確認します。

訪問看護提供状況と医療的視点からの意見については、下表のようなポイントを確認します。

【出典】『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』著:星の砂

【書誌情報】
『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』
著:星の砂/監修:伊藤大介


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