身を守るために知っておきたい、訪問看護の現場で起きるハラスメントとは【訪問看護のアイデア帖】

注意!ハラスメントを受けたら

訪問看護の現場では、療養者や家族との信頼関係構築が不可欠ですが、時にハラスメントに直面することもあります。特に、1人で訪問することが多い訪問看護師にとって、不適切な言動への対応は自身の心身を守る上で非常に重要です。カスタマーハラスメント、セクシャルハラスメント、身体的ハラスメント、精神的ハラスメントなど、さまざまなハラスメントから身を守るための対策と心構えを知っておきましょう。


どこからがハラスメント?

まずは「相手の言動がハラスメントである」と認識することが第一歩です。決して「仕方ない」「我慢すべき」ことではありません。あなたの心と体の安全が最優先です。

カスタマーハラスメント(カスハラ)

理不尽な要求、威圧的な態度、過度なクレーム、土下座の要求、居座り行為など、 本来のサービス提供の範囲を超える不当な要求や言動です。治療費の未払いや、 医学的根拠を無視した薬の変更強要なども含まれることがあります

セクシャルハラスメント(セクハラ)

性的な冗談、卑猥な話、身体への不必要な接触(抱きしめるなど)、ヌード写真やアダルトビデオを見せる/見せようとする行為、 性的な誘いかけ、行為者への好意的態度の要求、プライベートな性的な質問、入浴介助時に陰部を素手で触るように要求する、下半身を露出する、わいせつな図画などを表示すること、性的な関係の強要、性的な内容の噂を流すことなど、性的な内容の言動で不快感を与えるものです

身体的ハラスメント(身体的暴力)

殴る、蹴る、つねる、唾を吐く、ものを投げつける、鞄を投げつける、刃物で脅す、首を絞める、服を引きちぎるなど、身体に危害を加える、あるいは危害を加える恐れのある行為です

精神的ハラスメント(精神的暴力)

罵倒、脅迫、人格否定、侮辱、大声で怒鳴る、差別的な発言(例:「日本語が下手だから代われ」)、インターネットを悪用した脅し、プライバシーの侵害(自宅の場所をしつこく聞く、 ウェブカメラやスマートフォンで無許可に撮影する、 私的なことに過度に立ち入る、個人情報を他者に暴露するなど)など、精神的に苦痛を与える言葉や態度による攻撃です

【出典】『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』著:星の砂

【書誌情報】
『看護技術の「不安」が「自信」に変わる!現場で役立つ!訪問看護のアイデア帖』
著:星の砂/監修:伊藤大介


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