1年の折り返しとなる「宝塚記念」、残念ながら阪神開催の10年で一度も3着内に来たことのない【死の馬番】に入ってしまった昨年のグランプリ馬とは!?

「宝塚記念」の勝ち馬を過去10年のデータから炙り出す!!

競馬において1年の折り返しのレースとなる「宝塚記念」が阪神競馬場で開催される。
今年はファン投票によって選ばれた17頭が出走を予定している。
その中で、どの馬が勝つのかを阪神開催10年のデータから各項目別で勝つ確率ポイントを割り出し、勝ち馬を炙り出して行く!!
(2024年は阪神改修中による京都開催のため、2014年~2023年の阪神開催による10年分のデータを使用)

●馬齢

馬齢では明らかな傾向があり、それは5歳馬が最も強く7勝も挙げている。それに続くのが4歳馬の3勝で、この2つの馬齢以外からは勝ち馬が現れておらず、6歳以上のベテラン馬にとって嫌な傾向である。
しかし、6歳以上は勝ちこそないが2着5回を記録している。そのため侮れない存在であるのは間違いない。
だが、勝つ確率ポイントとなると5歳馬が25%、4歳馬が15%、それ以外は0%とする。

●前走クラス別

やはりグランプリ・宝塚記念を勝つには前走で格の高いレースに出ていた馬が有利な事が判明した。
その内容は、GⅠクラスを走った馬が8勝、GⅡ、GⅢ組からそれぞれ1勝と、格の高いグレードレースを走った馬からしか勝ち馬が現れていない事である。
そこで、ここでの勝つ確率ポイントを前走GⅠクラスが25%、GⅡ、GⅢ組が10%、それ以外は0%とする。

●前走着順別

前走を勝った馬と2着だった馬が各3勝を挙げトップの成績を残している。これに続くのが6着以下で一桁台だった馬の2勝。そして、3着と4着だった馬が各1勝を挙げている。
やはり前走で掲示板内の好走をしていた馬が結果を残しているが、掲示板外で一桁台だったら巻き返す可能性が残されている。
以上の結果から、前走で勝った馬と2着だった馬が勝つ確率ポイント25%、6着以下で一桁台だった馬が15%、掲示板内だった馬が10%、それ以外は0%とする。

●枠番・馬番

枠でのデータを見ると意外な事が判明した。それは8枠が6勝と圧倒的な数字を残している事だ。それに対して内枠は、1枠が0勝、2枠が1勝、3枠が2勝と内に近づくほど結果を残していない。残りの1勝は5枠ということで中枠も成績が良くない事が判明した。
それでは、ここから細かく馬番で見てみると、一度も3着内に入った事のない「死の馬番」がある事が判明した。その馬番とは⑮⑰(⑱も含まれるが今年は17頭立てなので対象外)で、今年はロードデルレイと有馬記念の勝ち馬レガレイラである。
⑮ロードデルレイと⑰レガレイラ2頭にとって、厳しいデータを突き付けられてしまった。
ということで、ここでの勝つ確率ポイントを8枠が25%、3枠が15%、2枠と5枠が5%、それ以外の4,6,7枠と死の馬番15番と17番は0%とする。

以上の4項目のデータから、勝つ確率が最も高かったのが75%ポイントを獲得した、①ベラジオオペラ、⑮ロードデルレイ、⑯ショウナンラプンタの3頭が炙り出された!!

果たして、数字ではトップの3頭の中に入った⑮ロードデルレイだが、死の馬番も入っており、勝つ確率のデータが上回るのか? それとも死の馬番からは逃れられないのか!?
発走は6月15日の阪神競馬場11レース、15時40分発走予定。

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