黒木陽琉（くろぎ はる）/神村学園

183cm76kg　左投右打　最速147km 投手
変化球：スライダー、カーブ、フォーク、シュート

グラブを高めに掲げて左上手から投げ込む最速147kmの角度のある直球が持ち味のオーバースロー左腕。角度ある直球にスライダー、フォーク、カーブなどの変化球を交え、打者を打ち取る。

神村学園では、入学して間もない高校1年の6月に左肘の怪我を負い、高校2年の春になって控えでメンバー入りを果たす。高校2年の夏の予選を出場無く初戦で終え､続く九州16強まで進んだ秋の大会はベンチ外。8強まで進んだ高校3年の春の県大会から再びベンチに入り、5月の関西遠征で143kmを計測した。

高校3年の夏の予選で夏大デビューを遂げ､準々決勝・出水中央戦で8回途中2失点9奪三振、自己最速を3km更新する146kmをマークするなど、エース･松永との二本柱で優勝を達成。先発、リリーフで全6戦中5戦に出場し､計26回を投げ､5失点32奪三振､防御率0.69の好成績を記録した。

高校3年の夏の甲子園では、全5試合にリリーフとして登板し､2勝を挙げる活躍で4強初進出に貢献。角度のあるストレートに、スライダー、フォーク、カーブなどの変化球を交え、計22.2回を投げ、6失点23奪三振､防御率1.99の力投を見せた。

真っすぐの角度がよく、伸び代が期待できる黒木陽琉をソフトバンクなど、複数球団が興味を示している。