ロンドンに響いた国民的アンセム「Don’t Look Back in Anger」。そしてオアシスの新たな伝説が始まる


オアシス再結成ツアー開幕!伝説が再び動き出す!
2025年、オアシス再結成ツアーがいよいよ始まった!彼らがついにステージに戻ってきたのだ。ギャラガー兄弟を長年追い求めてきた我々ファンにとって、この奇跡を目撃できる日がやって来るとは……。
ロックスター然とした破天荒なリアムと、天才的なメロディーを生み出すノエル。2つの才能のぶつかり合いが、奇跡のような名曲の数々を生み出してきた。
映画や音楽、海外ロックに精通し、5,000本の映画と20,000枚のCDをコレクションするライターが、 彼らの魅力と再結成ツアーへの熱い想いを語る。
ネブワース25万人の大合唱
オアシスは1994年に鮮烈なデビューを果たすとロック史に燦然と輝く軌跡を残し、15年という活動期間を経て2009年に解散した。
25枚のシングルと7枚のアルバムを世に送り出し、アルバム全てが全英チャート1位を獲得するなど栄光の記録を数多く残した。
1995年リリースの2作目「(What’s the Story) Morning Glory?」は世界中の音楽チャートに旋風を巻き起こし、オアシスの歴史上最も売れたアルバムとなった。
続く1997年の3作目「Be Here Now」はついに全米チャートでも1位を獲得し、わずか3枚のアルバムで世界を制圧してしまった。空前絶後の成功と言えるだろう。
2009年にバンドは解散したが、彼らの音楽は世界中に響き続けた。
オアシス最大の武器はまさにその楽曲であり、ノエル・ギャラガーが語る「バンドがなくなっても曲は永遠に残る」という言葉は現実のものとなった。
なかでも「Don’t Look Back in Anger」はイギリス社会に深く溶け込み、国民的アンセムとして今も鳴り響いている。ノエルがリードボーカルを務めた初のシングルとして放たれるや世界中で大ヒット。単なるヒット曲の枠に収まらず時代も国境も超えてあらゆる世代の心に届いた。
ビートルズが築いた「誰もが口ずさむ歌」という伝統を見事に継承し、選ばれた曲だけが持つ歌の力はネブワース公演に集結した25万人が一斉に大合唱したことで伝説となって証明された。
【関連書籍情報】
『ROLL WITH IT Oasis IN PHOTOGRAPHS』
トム・シーハン(著)、粉川しの(監修)
【紙書籍版 購入者限定特典!】
監修 粉川しの×翻訳 鈴木あかね
オアシスに実際に取材してきた2人が語り倒す!
10,000字特別対談ペーパー封入
未公開作品多数!
伝説的ミュージックフォトグラファーによる
イギリスのロックバンド、オアシスの足跡を追う
決定的フォトコレクション
トム・シーハンはオアシスと共に多くのセッションに参加。
彼らの象徴的、歴史的アルバム「(What’s the Story)Morning Glory」の
レコーディングを撮影したほか
輝かしい軌跡を作品に昇華してきた。
未公開作品を含む200点以上のショットを収録。
トム自身の手によるコメントには
当時の撮影のリアルな様子がしのばれる。
パブなどでの貴重なオフショットも。
オアシスを長年インタビューしてきた
シルヴィア・パターソンによるエッセイからは
ライブやカメラの外でだけ、うかがい知ることのできる
ノエル、リアムの素顔が感じられる。
取材時のやりとりや彼らの語り、
ふとした瞬間に感じられる2人の深い絆に
あたかも新しい彼らを発見したような気分にさせられるだろう。
これこそまさに、オアシスをデビュー前から追いかけ続け
オフショットまでをおさめた至高のマスターピースといえる。