自律神経による不調・症状④メンタル

自律神経による不調・症状④メンタル

自律神経の乱れで生じる症状例

イライラ/焦り/モヤモヤ/不安/緊張/不眠

自律神経に特に大きく影響を与えるのがメンタル面です。私たちの日々の気分は、自律神経のバランスによって変化しているといっても過言ではありません。

例えば、ストレスを感じて交感神経ばかりが優位に働くと、神経が興奮状態になりイライラしたり、焦りを感じたりしやすくなります。さらに、夜になっても交感神経が高いままで、副交感神経優位に切り替わらないと、心身がリラックスできず寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりと不眠の症状が現れます。

一方、交感神経が働かず、副交感神経のみが優位になるのも問題です。副交感神経が高すぎると、常に眠気やだるさを感じ、物事に集中できません。これが続くと、抑うつ状態となり、うつ病に発展することも。

また反対に、メンタルが落ち込むことで自律神経症状を誘発することもあります。近頃多い「サイバー心気症」もそのひとつです。サイバー心気症とは、体の不調をインターネットで検索し、がんなどの深刻な病気だと思い込んでしまう心の病。極度の不安が自律神経を乱し、ひどい場合は実際に体に痛みまで感じることがあります。実は、病院へ来る患者さんのうち、何らかの病気が見つかるのはほんの1割。9割は特に疾患のない体調不良なのです。心配な症状があれば、病院を受診して安心感を得るほうが建設的。万が一、病気だとしても、早期に治療すればいいだけです。

メンタルにも影響する自律神経の乱れ

交感神経と副交感神経の働きに極端に差が出る、またはどちらも低い状態が続くとメンタルに影響します。

さらなる不調を招く「サイバー心気症」に注意!

ネットやテレビなどの情報に心を病んでしまうサイバー心気症。検索結果から自分は病気だと思い込み、ひどいと実際に症状が体に現れる場合も。不確かな情報に苦しめられるくらいなら思いきって一度病院で検査を。

やばい病気かも

【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸

【書誌情報】
『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』
著:小林 弘幸

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最近、なぜか気力も湧かないし、病院に行ってもよくわからない謎の体調不良がある……。
それはもしかしたら、『自律神経』が乱れているかもしれません。
怒ったり悲しくなったり、ストレスでメンタルにダメージを受けると、人間の生命活動の中で最も重要な『自律神経』が乱れ、その影響で身体の不調を感じる人が多くいます。

症状はさまざまで、「位置がコロコロ変わる痛み」「レントゲンで見えない腰痛」「動悸・不整脈」「パニック」など不安になるような症状をはじめ、頭痛、肩こり、不眠、過呼吸、めまい、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、多岐にわたります。
しかしそのどれもが原因不明で、病院で検査しても血液検査は正常だし、「とりあえず様子を見ましょう」となって原因がよくわからない…。
という不安を抱えることに。 そんな“自律神経の乱れによる症状”に悩む人に向けて、自律神経の名医が“たった1週間で勝手に自律神経が整っていく体になる究極のプログラムを”開発!

これまでの自律神経の研究の中から、最も効果の高い方法を厳選し、それを日々の生活に取り入れることで自然と心身のストレスが消えていきます。
その方法は、「朝にハチミツヨーグルトを食べる」「頭の中で秒数をカウントしてリズミカルに呼吸する」「頭から顔を順番にタッピングしながら寝る」など、今日から誰でもできるカンタンなものばかり。
自律神経の本の中でも、とにかく効果が高くやるべきことだけをぎゅっと詰め込んでいるので、何をしていいか迷った方にもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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