【自律神経のリズムを整える】体内時計のリセットは朝だけ

自律神経を安定させるためには、規則正しい「リズム」がとても大切です。自律神経は日中には交感神経が活発に働き、夜には入れ替わりに副交感神経が優位になります。このサイクルが一定のリズムで回っていくことが理想的だからです。とはいえ、自律神経は自分の意思ではコントロールできません。では、自律神経のリズムをコントロールしているのは何かというと、私たちの体の中に備わる「体内時計」が密接に関係しています。

朝になるとすっきり目が覚めて、夜は自然に眠くなるという体のサイクルを管理しているのが体内時計です。自律神経のサイクルも体内時計のサイクルにあわせてリズムを刻んでいます。そのため、夜更かしをしたり、朝遅くまで寝ていたり、食生活が不規則だったりして体内時計が狂うと、同時に自律神経のリズムも乱れてしまうのです。

そもそも人間の体内時計の周期は約25時間。対して地球の自転周期は約24時間と1時間のズレがあります。通常は日常生活の中でズレを修正しながら体内時計は一定のサイクルを保っています。ところが、不規則な生活をしていると修正できずにズレが大きくなり、自律神経もますます乱れることに。

体内時計のズレをリセットする最もよい方法は、朝起きると同時にカーテンを開け、日光を浴びること。さらに朝食をとることで腸が動き出し、血の巡りがよくなって体が自然と目覚めてくれます。

24時間より少し長い体内時計を朝日でリセット

体内時計をリセットしてくれるのは日光浴+朝食
朝起きてすぐ日光を浴びる → 自律神経が活性化!
少量でもいいので朝食を食べる → 血流アップ!

体内時計は1日24時間より長いため、ズレが生じると自律神経の乱れにも影響します。朝にきちんとリセットし、規則正しい生活リズムで過ごすことで、体は自然にズレを修正してくれます。

【出典】『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』著:小林 弘幸

【書誌情報】
『1週間で勝手に自律神経が整っていく体になるすごい方法』
著:小林 弘幸

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最近、なぜか気力も湧かないし、病院に行ってもよくわからない謎の体調不良がある……。
それはもしかしたら、『自律神経』が乱れているかもしれません。
怒ったり悲しくなったり、ストレスでメンタルにダメージを受けると、人間の生命活動の中で最も重要な『自律神経』が乱れ、その影響で身体の不調を感じる人が多くいます。

症状はさまざまで、「位置がコロコロ変わる痛み」「レントゲンで見えない腰痛」「動悸・不整脈」「パニック」など不安になるような症状をはじめ、頭痛、肩こり、不眠、過呼吸、めまい、息切れ、吐き気、慢性的な倦怠感など、多岐にわたります。
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その方法は、「朝にハチミツヨーグルトを食べる」「頭の中で秒数をカウントしてリズミカルに呼吸する」「頭から顔を順番にタッピングしながら寝る」など、今日から誰でもできるカンタンなものばかり。
自律神経の本の中でも、とにかく効果が高くやるべきことだけをぎゅっと詰め込んでいるので、何をしていいか迷った方にもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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