日本ハムで不動の4番に君臨し、昨季途中に巨人に移籍した中田翔の高校時代とは!?

あのプロ野球選手の高校時代
●中田翔 (大阪桐蔭)
日本ハムで不動の4番に君臨し、昨季途中に巨人にトレード移籍した中田翔。大阪桐蔭時代は当時史上最多の通算87本塁打をかっ飛ばし、日本中から注目を集めた〝怪物〞だった。広島県出身で、中学までは地元でプレー。所属していたシニアの連盟記録となる通算51本塁打を放つなど、当時から「広島に中田あり」とその名を轟かせていた。
名門・大阪桐蔭入学後も快進撃は続く。1年夏から5番・一塁のレギュラーを獲得し、夏の甲子園に出場。当時のチームには2学年上に辻内崇伸(元巨人)、平田良介(中日)という後にドラフト1位指名を受ける高校球界屈指のプレイヤーがいたが、中田は「投手は辻内さん、打者は平田さんというすごい選手が先輩にいたことが凄いモチベーションになった」と語っている。
今でこそホームランバッターの印象が強い中田だが、当時は投手としてもケタ違い。甲子園デビュー戦で1年生ながら最速147キロをマークし、2年春には球速が151キロまでアップ。その後、肩を故障してプロでは「野手専念」になったが、高校時代にバッテリーを組んだ岡田雅利(西武)はプロ入り後、「もし怪我がなければ、今ごろどこかの球団でエースになっていたと思います」と語っている。
肩を故障し、それまで片手間だった「打者としての練習」に明け暮れた中田は〝怪物〞として覚醒する。2年夏の大阪大会では大会新記録の4試合連続本塁打。夏の甲子園では横浜戦で推定140メートルの超特大弾を放ち、一躍〝高校野球界の主役〞に躍り出る。2年秋の近畿大会準決勝では紀三井寺球場場外へ、今も伝説として語り継がれる「推定170メートル弾」を放っているが、実はこれにはちょっとした後日談もある。
中田本人いわく、高校時代のベスト本塁打はこの2本ではなく、3年時に愛工大名電との練習試合で放った一発だったそうだ。「打った瞬間、今まで味わったことがない感触でした。近畿決勝が170メートル飛んでいるんだとしたら、あの一発はそれこそ200メートル飛んだんじゃないかな?と思うくらいです」
規格外のスケールで高校野球界を席巻した怪物スラッガーはその後、ドラフトで4球団から1位指名を受けて日本ハムに入団。プロ入り後も豪快な一発と勝負強い打撃でファンを楽しませてくれている。
出典:『がっつり!甲子園2022』
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