門松や注連飾り、鏡餅といった正月飾りのそれぞれの意味とは?

それぞれに大切な意味を持つおめでたい正月飾りで歳神様を迎えるしきたり。
クリスマスが過ぎ、いよいよ師の走る足音も加速を極めるころ、家々の玄関先や商店の店先、街中のビルの入り口には正月を迎えるための正月飾りが飾られ始めます。これら正月飾りはなぜ飾られるのでしょうか。昔からのならわしだから、縁起物
だから、はたまた正月気分が盛り上がるからと、なんとなく習慣のように飾ってはいないでしょうか。
門松や注連飾り、鏡餅の正月飾りには、それぞれに大切な意味があります。もともとお正月とは、新年に幸運をもたらす歳神様をお迎えし祀るための行事でした。歳神様は穀物に実りをもたらす穀物神で「正月様」「歳徳神」とも呼ばれ、地方によっては「お歳徳さん」「恵方様」「トシドン」「歳爺さん」など、かなり親しみを持って呼ばれているようです。また、歳神様は先祖の霊とも考えられていました。
そんな家々に幸せをもたしてくれるありがたい歳神様が家に降りてくるときの目印として門松が、そこが歳神様を迎えるにふさわしい神聖な場所であるということを示すために注連飾りが、歳神様へのお供え物として鏡餅が飾られました。これら正月飾りは12月28日までに飾るのがしきたり。その理由は29日は「二重苦」と読め、31日は「一夜飾り」となり礼を逸した行為となるためです。日は末広がりの数字である8のつく日がよいとされます。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』監修:千葉公慈
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』
千葉公慈 監修
「運気を上げる」をキーワードに、「春」「夏」「秋」「冬」の1年を通して行われる暮らしの中のしきたりと、成長や長寿なと?を祝う「通過儀礼」のしきたり、結婚や葬式なと?にまつわる「冠婚葬祭」のしきたりを解説していきます。また、しきたりの「そもそも」と、古来より受け継がれてきたしきたりの変化、地域色、慶事と弔事のしきたりなど、「しきたり七不思議」的な視点で読者の興味を喚起します。日本人ならぜひとも知っておきたい日本のしきたりを図解でわかりやすくまとめて紹介!
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