美しすぎる和菓子の芸術!「鶴屋吉信」が「農林水産大臣賞」受賞の工芸菓子を展示中

創業220年余りの歴史を持つ京菓子「鶴屋吉信」が、**「第28回全国菓子大博覧会・北海道」で「農林水産大臣賞」を受賞した工芸菓子「京のいろどり」**を、京都・西陣の本店で展示しています。

和菓子の素材だけで京都の四季を表現した、息をのむほど繊細で迫力あふれる作品です。この貴重な展示を間近で鑑賞できるチャンスです!

和菓子の技術が詰まった「京のいろどり」

「工芸菓子」とは、砂糖や餅米の粉など、和菓子作りの素材を使って花鳥風月や季節の情景を作り上げる伝統工芸です。

「京のいろどり」では、桜が咲き誇る**「春」、紫陽花が美しい「夏」、色鮮やかな紅葉の「秋」、そして凛と咲く椿の「冬」**を、和菓子職人の卓越した技術で表現しています。

葉っぱや花びら一枚一枚が手作業で組み立てられており、色のグラデーションや質感の違いまで、細部にわたるこだわりを感じられます。

展示概要

  • 期間: 2025年8月31日(日)まで(予定)
  • 場所: 鶴屋吉信 本店 2階「お休み処(茶寮)」
  • 住所: 京都府京都市上京区今出川通堀川西入る
  • 時間: 10:00~17:30(茶寮の営業時間に準拠)

展示は茶寮内で開催されているため、美味しい和菓子やかき氷を楽しみながら、ゆっくりと鑑賞できます。

ギャラリー


 「春」やわらかに垂れたしだれ桜。小さな花びらやつぼみも、すべてお菓子でできております。

「夏」紫陽花に琥珀糖をそえて。寺社仏閣などにみられる「花手水」をイメージいたしました。


「秋」錦のごとく色づいた紅葉。美しく繊細なグラデーションは色の違う生地をぼかすことで表現しています。

「冬」寒空に凛と咲く椿の花。ハリのある葉と薄くやわらかな花びらの表現の違いもぜひ眼の前でお確かめください。

夏休みの思い出に、和菓子の美しさに触れるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?

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