サブスク制フレンチ『Provision』の9月メニューは「初秋の味覚」

東京・六本木の完全会員制フレンチレストラン『Provision』が、9月のマンスリーメニューを公開しました。

旬の「戻り鰹」や「かぼちゃ」など、秋の訪れを感じさせる全5品が楽しめます。

心も体も満たす、秋の訪れを告げる5品

戻り鰹のたたき生姜ヴィネグレット 脂がのった戻り鰹を炭火で香ばしく仕上げ、生姜を利かせたヴィネグレットでさっぱりと。残暑が残る時期に食欲をそそる一品です。
かぼちゃの冷製スープ 甘みを帯びたかぼちゃを丁寧に裏ごしし、ラム酒を隠し味に加えた冷製ポタージュ。ナッティな風味と、ほんのり残る甘みが心地よい一品です。
目鯛のグリルレモングラスと白ワインのソース 脂ののった目鯛をふっくらとグリルし、レモングラスが香るさわやかなブールブランソースで。魚の旨味を静かに引き立てます。
オマール海老と帆立貝のソテーカクテルソース オマール海老と帆立貝の旨味を、ピリ辛のカクテルソースが引き締める贅沢な一皿。
NZ産仔羊スペアリブのスパイスロースト クミンやコリアンダーなどのスパイスでマリネした仔羊のスペアリブ。骨周りの旨味が凝縮した、食欲を呼び覚ますローストです。

9月マンスリーメニュー
戻り鰹のたたき　生姜ヴィネグレット

今月の前菜は、戻り鰹のたたき。
炭火焼きで香ばしく仕上げた戻り鰹に、生姜を利かせた和風ヴィネグレットを重ねました。
皮目に残るほのかな燻香と、しっとりとした身の旨味。
そこに、ヴィネグレットの酸味と生姜の風味が重なり、残暑の季節に心地よく食欲を促します。
脂がのり始めるこの時季ならではの味わいをさっぱりとお楽しみください。
かぼちゃの冷製スープ

今月のスープは、かぼちゃの冷製ポタージュ。
夏の終わりから秋口にかけて甘みを帯びるかぼちゃを丁寧に裏ごしし、ラム酒を隠し味に添えました。
仕上げに添えたかぼちゃの種のナッティな風味とともに、舌の奥にほんのりと残る甘みが印象的。
余韻は軽やかで、さっぱりとした口当たりの冷製スープです。
目鯛のグリル　レモングラスと白ワインのソース

今月の魚料理は、目鯛のグリル。
脂ののった目鯛をグリルで香ばしく焼き上げたのち、オーブンでふっくらと火入れ。
ソースはクラシックな白ワインとバターのソース “ブールブラン” を基軸に、レモングラスのさわやかな香りを加えました。
まろやかな酸味と穏やかな香りの重なりが、魚の旨味を静かに引き立てます。
オマール海老と帆立貝のソテー　カクテルソース

オマール海老と帆立貝を香ばしくソテーし、甲殻類の旨味に寄り添うピリ辛のカクテルソースを添えました。
ほどよい歯ごたえと甘みを湛えたふたつの素材は、口に運ぶたびに豊かな旨味がふわりと広がります。
カクテルソースのほどよい辛味が全体を引き締め、味わいに奥行きを添える逸品です。
NZ産仔羊スペアリブのスパイスロースト

クミンやコリアンダーなど中東系スパイスでマリネしたニュージーランド産仔羊のスペアリブを香り高くローストに仕上げました。
やわらかさの中に適度な噛みごたえがある肉質。
骨の周りには肉の旨味が凝縮しており、一口ごとに味わいの深みを楽しめます。
スパイスの香りと仔羊のやさしい旨味が重なり合い、まだ暑さの残るこの季節に、食欲を静かに呼び覚ますひと皿です。