知らぬ間に胃と腸は限界寸前!胃と腸を弱らせる“6つの落とし穴”に要注意!【眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話】


胃と腸には知らないうちにかなりのストレスがかかっている
胃や腸を弱らせる六大原因
私たちは日常生活の中で、知らないうちに胃や腸に負荷をかけています。それが繰り返されることで、やがて胃や腸の不調へとつながるわけです。
その最も顕著な例が「大食い」でしょう。胃の容量は成人で約1.5ℓ、これは胃が無理なく働くための許容量です。ところが、食べ過ぎの人はつねにキャパを超える量を食べるため、胃はオーバーワークの連続でついには悲鳴を上げます。
次に多いのが「早食い」です。胃に入った食べ物は一定の時間をかけて消化され、そこから小腸へと送られます。しかし、早食いをすると咀嚼も不十分なうえ、満足に消化する時間もないまま食べ物が小腸へ送られることに。これが小腸に大きな負担をかけてトラブルを招くのです。
このほか、冷たい飲み物のとり過ぎは胃が冷えることで、油っこい物の過剰摂取はホルモンの働きによって、それぞれ胃の動きが抑制されて機能低下を招きます。なお、脂質は胃ではなく小腸で消化されるため、大量の脂が胃にとどまるだけでもダメージとなることを覚えておいてください。
ストレスには体を冷やし、血流を悪くする性質があります。そのため胃が冷えて硬くなり、食欲不振などの原因に。また、猫背などの悪い姿勢で内臓が圧迫されて呼吸が浅くなると、胃や腸の機能障害が起きるので注意してください。偏食による消化不良や栄養不足も目立っています。
【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 胃と腸の話』
著:福原 真一郎
『眠れなくなるほど面白い図解シリーズ』健康ジャンルの最新作!
胃と腸を整えれば、あらゆる不調はみるみる良くなる!
食事など、体に入るものの入口である胃、消化吸収の要である腸、その本来の力を取り戻すための効果絶大な方法だけを大公開!
太りやすい、病院に行ってもわからない慢性的な不調がある、疲れがすぐに溜まる、など、そんな悩みの原因は“胃と腸”が疲れているからかもしれません。また、胃と腸はメンタルとも密接に関わりがあり、痛みや不快症状が出やすい内臓でもあります。そんな胃と腸の状態が回復することで、その他の内臓や全身の機能がみるみるよみがえり、肥満、健康診断の数値、疲労感などが消えていきます。
本書では、そもそも胃と腸の働きとは?といった基礎知識から、みるみる痩せる本来の胃の大きさに戻す方法、胃腸が一気に整う漢方や薬膳、さらにすごいスパイスカレーなども紹介。さらに過敏性腸症候群を改善するための座り方など、効果的な方法を厳選して紹介します。
さらに今の自分はどんな状態なのか簡単にわかるチェック法なども掲載し、自分の体と向き合えます。
どれも簡単にできる方法ばかりなので、ストレスで胃と腸の調子がよくない、なんとなく不調が続いている、という方にはぜひ手に取って頂きたい一冊です。