「可読性・視認性」とは? デザインで情報をわかりやすく伝える基本ポイント【瞬解! デザイン用語図鑑】

【デザイン制作・基本用語】「可読性・視認性」
文章の読みやすさ・ 視覚的な認識のしやすさのこと。
可読性

フォントが個性的すぎて読むのに疲れる。

ゴシック体は線が均一で可読性が高い。
可読性とは、文章が
①正確に速く読めるか
②読み続けても疲れないか
③理解しやすいか
という点に注目します。
長い文章でも、読む人の集中力が途切れず、情報を効率的に受け取れるように工夫しましょう。
視認性

黄色に白の文字で明度差がなく、見にくい。

明度差があり、はっきりとしていて見やすい。
視認性とは、パッと見た文字や情報が「見やすいかどうか」ということ。背景色と文字色の組み合わせ、文字の大きさ、フォントの種類、行間や字間の調整などが大切です。ポスターや広告、Webサイトなど、短い時間で見てもらうものには特に重要な要素です。
【POINT】
可読性と視認性をうまく組み合わせ、そのデザインを見た人が 一目でわかるデザインを心がけましょう。
【出典】『瞬解! デザイン用語図鑑』著:ingectar-e
【書誌情報】
『瞬解! デザイン用語図鑑』
著:ingectar-e
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【著者情報】
ingectar-e
代表 寺本恵里
デザイン書の執筆やイラスト素材集の制作をしているデザイン事務所。著書は40冊以上。代表作の『3色だけでセンスのいい色』は17万部を突破。『けっきょく、よはく。余白を活かしたデザインレイアウトの本( ソシム)』シリーズでは累計35万部を突破している。大阪、京都にて「ROCCA&FRIENDS」などカフェの運営、店舗展開、デザイン、企画などもしている。







