【今が見頃・三重県・藤】約80本・13品種を植栽した「藤のガーデン」エリアを公開中。早咲き・中咲き品種は今が見頃。富士山麓から移植した22本の藤の大木や“黄金葉”の長藤もあり!

株式会社赤塚植物園(本社:三重県津市高野尾町・代表取締役社長:赤塚耕一)は、四季を通して自然と触れ合える里山庭園「レッドヒル ヒーサーの森」を運営しています。 毎年4月中旬から5月上旬にかけて、藤の開花に合わせて園内の「藤のガーデン」エリアを期間限定で一般公開しており、本年は4月11日(金)より公開中です。 本年は早咲き品種が4月23日から見頃、中咲き品種が4月25日から見頃を迎え、5日から1週間ほど続くと予想しています。 「レッドヒル ヒーサーの森」内で期間限定オープンする「藤のガーデン」(2024年撮影) 最新の写真(2025年4月24日撮影) 「野田一歳藤」や「長藤」など中咲き品種も見頃を迎えた園内 花穂が短い「甲比丹(かぴたん)藤」は一足先に見頃に 早咲きの「白甲比丹藤」も今が見頃 満開へ近づいている“黄金葉”の長藤 八重咲きの中咲き品種「八重黒竜藤」もほぼ満開へ ピンクの「昭和紅藤」も開花が進んできました 緩やかな傾斜があり開放的な園内 (以下は、前回の配信での施設説明です) 富士山麓から移植した22本の大木や“黄金葉”の長藤は必見 「藤のガーデン」では約5,000平方メートル の敷地内に約80本、合計13種類の藤が植栽されています。 園内でひときわ存在感のある22本の大木は、赤塚植物園が富士山麓から移植した藤の木で、古いもので樹齢60~70年、太さは幹回りが2mを超えるものもあります。いずれも隆々とうねり曲がった幹から四方に枝を伸ばし、花を咲かせる姿に強い生命力が感じられます。 また、園内に1本のみ植わっている、黄金色の葉をつける長藤は、明るい黄色い葉の藤(品種不明)を長藤に接ぎ木したもので、非常に珍しく必見です。 富士山麓から移植した22本の藤の大木を鑑賞できる 黄金色の葉をつける珍しい長藤 樹齢60~70年の木の幹は隆々としてうねり曲がり、生命力を感じられる 豪華な花が人気の「八重黒竜藤」をはじめ13品種の藤が植栽 園内で鑑賞できる藤はヤマフジ系とノダフジ系に分けられ、例年ヤマフジ系は4月中旬頃、ノダフジ系はそれより1週間ほど遅れて見頃を迎えます。 ヤマフジ系は花穂が15cm前後 と短く、一つ一つの花が大きいのが特徴で、「甲比丹(かぴたん)藤(紫)」、「昭和紅藤(ピンク)」、「白甲比丹藤」などがあります。ノダフジ系は、花穂が1mを超えるものもある「長藤(紫)」のほか、「本紅藤(ピンク)」、「白野田藤」、「野田一歳藤(濃い紫)」などがあります。また、「八重黒竜藤(紫)」は豪華で愛らしい花が来園者に人気です。 八重咲きの豪華な花を咲かせる「八重黒竜藤」。中咲き 甲比短(かぴたん)藤…早咲き 白甲比短(しろかぴたん)藤…早咲き 本紅藤…中~遅咲き 白野田藤…遅咲き 長藤や野田一歳藤は例年4月中旬から下旬に見頃へ 5月上旬頃に園内で最も遅く見頃を迎える白野田藤 藤のガーデン マップ富士山麓から移植した22本の藤の大木の位置と品種を示しています。 以下のアドレスから拡大画像をご覧になれます。 https://www.redhill.co.jp/img/fuji/fuji_map.jpg 約370km離れた富士山麓からの移植プロジェクト 「藤のガーデン」の22本の藤の大木は、富士山麓の個人宅に植わっていた木を赤塚植物園が譲り受けたものです。枝と根を広く伸ばした藤の大木を掘り起こし、約370kmも離れた三重県津市へ搬送し移植作業はこれまでに経験した業者もなく、困難の多い一大プロジェクトでした。2017年より約3年かけて順次移植し、1本も枯らすことなく名木を定着させることに成功。2021年より「藤のガーデン」として公開を開始しました。 名木をより健康に育てるために、赤塚植物園が独自開発した水の技術「FFCテクノロジー」を用いて水や土を改良しており、年々、蔓がボリュームを増して多くの花を咲かせるようになっています。 富士山麓での掘り起こし作業 富士山麓での吊り上げ作業 三重県津市のレッドヒル敷地内への植え込み 植え込み後の水やり 藤の次はバラのシーズンへ。5月17-18日(土日)はローズフェスタを開催 里山庭園「レッドヒル ヒーサーの森」の藤を終えると、次は5月中旬からバラの開花シーズンを迎えます。園内のローズガーデンは約2,500平方メートル の敷地に、四季咲き性品種を中心に500品種1500株以上のバラが植栽されています。 5月17-18日(土日)には「ハッピーローズフェスタ」を開催。フェスタでは、ローズガーデンのガイドツアーやコンサートなどさまざまなイベントが行われます。また、フェスタは「レッドヒル ヒーサーの森」に隣接する農産物直売所「朝津味(あさつみ)」との共催であり、朝津味でも総勢40以上のブースが出店するマルシェや物産展、ステージイベント、農産物のショッピング、食事を楽しむことができます。 <ローズガーデン紹介映像>※