これは映画の新たな鑑賞体験。巨匠、ジャン=リュック・ゴダールの思考の森に入り込む《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展が日本初上陸、7月4日より新宿・歌舞伎町で開幕。




展示の構成と各章のテーマについて
ゴダール展は王城ビルのフロアを多層的に使った映像インスタレーションです。展示は全5章で構成。スイス、ドイツ、フランスなど各国で開催してきた関連展示のうち、最大級の展示規模となります。 第1章「リメイク」(2F手前) 映画における「リメイク」という概念がテーマとなっている空間。何枚も重ねられた布の間を、来場者が回遊するように往来します。 第2章「サン・ペテルスブルグの夜話」(2F奥) 戦争をテーマにした章です。床に置かれたテレビの数々は「墓」をイメージしており、戦争に関する映像が流されます。建物の壁も作品の一部として考えています。 第3章「線路の間の花々は旅の迷い風に揺れて」(3F) 映画と列車の関係性をテーマにしています。初めて列車を見て興奮する少女の映像などが映し出されます。この部屋は自然光が多く、来場者がゆっくり鑑賞できるようソファを設置しています。 第4章「法の精神」(4F) モンテスキューの『法の精神』をテーマにした章です。6~7台のプロジェクターと複数の布が使われており、その布が揺れることで法や社会の揺らぎを表現します。 最終章「中央地帯」(4F) 「幸福なアラビア」をテーマにした幻想的な雰囲気のインスタレーション。展示の最後には、ダンスシーンやエンドロールを模した、映画の終わりをテーマとした映像が流れます。ジャン・ギャバンとダニエル・ダリューの映画シーンなどで、別れやゴダールへのオマージュを表現します。

オリジナルグッズについて
5本の指で形作られる手、そこから生まれる手仕事を大切にしたゴダール。映画『イメージの本』のビジュアルをモチーフにしたTシャツ、トートバッグ、ステッカーセット、マグカップ、マルチトレイ、ポストカードなどのオリジナルグッズは展示会場、下記のオンラインストア、その他下記のフェア実施店舗で一部を販売します。 オンラインストア|https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733 「ゴダール展」関連フェア実施店舗 ・銀座 蔦屋書店/代官山 蔦屋書店/京都 蔦屋書店:7月4日(金)~ ・TSUTAYA BOOKSTORE 渋谷サクラステージ:7月12日(土)~ ・六本木 蔦屋書店:7月15日(火)~ ※各店舗での展開内容・終了日は異なります。詳細は各店舗HPをご確認ください。
展示詳細
ジャン=リュック・ゴダール《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展 Sentiments Signes Passions, a propos du Livre d'image, J.L. Godard 会期|2025年7月4日(金)~8月31日(日) 会場|王城ビル(新宿区歌舞伎町1-13-2) 主催|《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展 実行委員会 チケット料金|一般2,200円(税込) 企画|カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCCアートラボ)、パラダイス商事株式会社 後援|在日スイス大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、新宿区 アーティスト / キュレーター|ファブリス・アラーニョ(Fabrice Aragno) 協力|新宿歌舞伎町春画展 協賛|ワイマラマジャパン株式会社 アシスタント&コキュレーター|槻舘南菜子 キービジュアルデザイン|北山雅和公式サイト|https://godardtokyo.com/
公式X|https://x.com/godardtokyo
公式Instagram|https://www.instagram.com/godardtokyo
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ