大藪春彦新人賞作家・天羽恵の長篇第二作、感涙の時代小説『誓いの簪(かんざし)』が徳間書店より刊行!

株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、第6回大藪春彦新人賞作家・天羽恵(あまうめぐみ)さんの長篇第二作『誓いの簪(かんざし)https://www.tokuma.jp/book/b665059.html) を6月27日(金)に発売することをお知らせ致します。 天涯孤独の少女が本当の愛に触れたとき、 ひとり心に誓ったのは――。 大藪春彦新人賞受賞作家が綴る、 心揺さぶる感涙の時代小説。 この身を切り刻まれても、 あなただけは守る。

●あらすじ

命を狙われ、西国から遠く江戸まで逃れてきた少女のおりんは、 錺職人(かざりしょくにん)を目指しているお園の住む長屋で暮らし始める。 根っからの世話焼きで、おりんのことを家族のように大切にしてくれるお園。 束の間の幸せに浸るおりんだが、何者かがお園に矢を放ったことでその暮らしは一変してしまう。 もう二度と、自分のせいで人が死ぬところを見たくない。 今度こそ大切な人を守ると心に決めたおりんは、 長屋の隣人である武士の佐伯とともにお園の周囲に目を光らせる。 西国から追っ手が迫っていることも知らずに――。

●著者の言葉

歳を重ねると、ふとしたことで、「幸せな人生とは何だろう」と考えてしまいます。 人それぞれに、幸せの形は違うでしょう。 おりんの幸せは、お園を守り抜くこと。 「大切な人がいれば、それだけで幸せなことなのよ」 そう語ってくれたお里の教えを胸に、おりんはひたむきに己の道を歩みます。 定めを受け入れ、素直にたくましく生きるおりん。 その姿が正しいかどうかは、誰にもわかりません。 ただ、彼女の生き様に心を重ね、どこか懐かしい人情に触れていただければ、作者としてこれ以上の喜びはありません。

●著者プロフィール

天羽恵(あまう・めぐみ) 兵庫県出身。2022年、「日盛りの蟬」で第6回大藪春彦新人賞を受賞。2023年、『もゆる椿』で単行本デビュー。同書が第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞の候補となる。

●書誌情報

装画/YUE タイトル:誓いの簪(かんざし) 著者:天羽恵 定価:1980円(税込) 判型:四六判並製 ページ数:312ページ 発売:2025年6月27日(金) ISBN:978-4-19-866010-9 【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b665059.html 【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198660107

●著者既刊紹介

カバーイラスト/洵 タイトル:もゆる椿 著者:天羽恵 定価:2090円(税込) 判型:四六判並製 ページ数:288ページ 発売:2023年10月 ISBN:978-4-19-865709-3 【徳間書店】https://www.tokuma.jp/book/b636241.html 【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4198657092

第6回大藪春彦新人賞作家の鮮烈なる長篇デビュー作!
お役目は必殺!? 刺客となった少女と人斬れぬ御供の武士。死への旅路の果てにあったのは――

「無念を晴らすためやったら、鬼にでも夜叉にでも、喜んでなったる」
道場剣一筋の真木誠二郎は、裏目付の佐野に見込まれてある御役目を言い渡される。
尊皇攘夷派の黒幕を誅殺すべく、江戸から京まで刺客の供をせよというのだ。
鬼のような刺客と聞いて生来の臆病者である誠二郎は怯えるが、現れたのは年端もいかない少女・美津だった――。

時代小説に新風を起こす業火の仇討ち旅が始まる!

●本件に関する報道関係者のお問い合わせ先

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