B1通算得点ランキング トップ10
現在、日本国内でも爆発的な人気を誇るバスケットボール国内プロリーグ、Bリーグ。2024‐25シーズンで開幕9年目を迎えましたが、年を追うごとにその人気ぶりは右肩上がり。現在は強豪クラブの観戦チケットが入手困難になるほどです。『ラブすぽ』では今回、そんなBリーグの歴史を「記録」とともに振り返ります!
【B1通算得点数ランキング 第1位~3位】
Bリーグではこれまで、個性豊かなスコアラーが活躍し、クラブを勝利に導いてきました。そこで今回は2024年11月26日時点での「B1通算得点ランキング」をご紹介!果たして、B1での「オールタイム得点王」は一体誰の手に!?
第3位
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
通算6578得点
日本を代表するポイントガード・富樫勇樹選手が堂々3位にランクイン!日本出身選手、さらにポイントガードとしては最高位にランクインしています。Bリーグ開幕当初から「リーグの顔」としてプレーを続け、日本バスケ界をけん引し続けてきた“現役レジェンド”ですが、鋭いドライブからのカットイオンはもちろん、最大の武器は3ポイントシュート。通算成功数は1086とB1では唯一、1000本の大台を達成しています。昨シーズンまで8シーズン連続で平均2ケタ得点以上をマークし、リーグでは唯一8年連続ベストファイブにも選出されていることからも分かるように、その実力はリーグ屈指。Bリーグ史上初の「1億円プレイヤー」でもあります。今シーズンも常勝軍団・千葉Jの司令塔としてコンスタントに得点を量産。ゲームメイクやアシストだけでなく「得点を奪えるポイントガード」として31歳となった今シーズンも衰え知らずのプレーを見せています。
第2位
ニック・ファジーカス(元川崎ブレイブサンダース)
通算9552得点
第2位は昨シーズン限りで現役を引退したニック・ファジーカス選手。NBAでもプレー経験のある207センチのビッグマンで、2012‐13シーズンから東芝ブレイブサンダース(現川崎)に加入。Bリーグ開幕以降も一貫して川崎の大黒柱としてプレーを続け、Bリーグ元年の2016‐17シーズンは平均27.1得点で初代得点王に加えMVPも獲得。長身ながらシュートレンジも広く、「戦術はニック」と呼ばれるほどの圧倒的な存在感を示し続けました。また、2018年には日本国籍を取得し、同年には日本代表にも初選出。「高さ」と「フィジカル」で世界を相手に対等に戦えるファジーカス選手によって、日本代表のレベルは一気に上昇したと言えるでしょう。現役を日本で全うし、川崎はもちろん日本中から愛された「ミスターブレイブサンダース」。通算得点堂々2位にランクインも納得です!
第1位
ダバンテ・ガードナー(シーホース三河)
通算10032得点
B1通算得点ランキング、栄えある歴代1位はシーホース三河でプレーするダバンテ・ガードナー選手です。11月6日に行われた秋田ノーザンハピネッツ戦でB1史上初の通算1万得点をマーク。2位のニック・ファジーカス選手がすでに現役を引退していることから、おそらくこの記録に追随する選手はしばらく現れないでしょう。2015‐16シーズンに当時NBL所属の西宮ストークスに加入すると、いきなりリーグ得点王を獲得。翌シーズンから開幕したBリーグでは新潟アルビレックスBBに所属し、2017‐18シーズンからは3季連続でリーグ得点王に輝いています。身長は203センチとセンター/パワーフォワードとしては決して大きくありませんが、強靭なフィジカルでゴール下を支配。「ボールを預ければ得点を奪ってくれる」と言っていいほど、圧倒的な爆発力で得点を量産し続けています。また、2019‐20シーズンに三河に移籍して以降はプレースタイルが変わり、それまでのややセルフィッシュなスタイルから周囲を活かし、黒子役に徹するシーンも多く見られるように。それでも、コンスタントに10点代後半~20点台をマークする得点能力は今も健在。33歳で迎えた今シーズンもオフェンス・ディフェンスともに「フォア・ザ・チーム」に徹し、クラブを勝利へと導きます。
【4位以下のランキング】
4位
ライアン・ロシター(アルバルク東京)
通算6129得点
5位
安藤誓哉(島根スサノオマジック)
通算5881得点
6位
ジュリアン・マブンガ(元宇都宮ブレックス)
通算5548得点
7位
金丸晃輔(佐賀バルーナーズ)
通算5536得点
8位
ギャビン・エドワーズ(宇都宮ブレックス)
通算5318得点
9位
ジョシュア・スミス(ライジングゼファー福岡)
通算5144得点
10位
藤井祐眞(群馬クレインサンダーズ)
通算5022得点
※2024年11月26日時点
文・花田雪
公開日:2024.12.08